10/5 京都の花園大学でレオナルド・ダ・ヴィンチワークショップが開催されます。

昨年、日本人の手によってつくられたダヴィンチアンドロイドがミラノに里帰りした。
昨年、日本人の手によってつくられたダヴィンチアンドロイドがミラノに里帰りした。

イタリアミラノから国立科学技術博物館レオナルド・ダ・ヴィンチ館フィオレンツォ・ガッリ館長が来日する。

来日の際には京都の妙心寺則武周南老大師から禅を学ぶというガッリ氏。

今回はその来日を記念して「レオナルド・ダ・ヴィンチの考え方から学ぶ現代の科学技術」というテーマでワークショップを開催する。 

『ガッリ館長からはレオナルド・ダ・ヴィンチの科学技術の考え方を、そして、妙心寺則武周南周南老大師からは禅とはどのようなものかを、お話しいただきます。科学技術とは人間を幸せに導くことに使うのか、世界を崩壊するために使うのか、人工知能、ロボットは人の仕事を奪うのか、それとも人を幸せにするためにサポートするのか、それは人間自身がどのように考えるかで決まります。

「科学技術の中に禅をどのように取り込むか」

答えのないテーマでありますが、お二人の話とともにみなさまと一緒に考えてみたいと思います。貴重な機会ですのでお時間のある方は、是非、お越しください』

こう語るのはイベントを主催するNPO法人ダヴィンチミュージアムネットワークの柴田政明副理事長。

中世の時代に起きたルネサンス(ヒューマニズムの復興)を率いたレオナルド・ダ・ヴィンチなら今の時代をどう生きるのか。そんな思いをめぐらすのは秋の京都にぴったりのテーマかもしれない。

お問い合わせはエイワットまで。

文 / エコロジーオンライン編集部

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