温室効果ガス排出を削減する一つの方法として高く評価されているバイオ燃料の生産と、発電所での農業副産物の燃焼が、ハンガリーで起きた厳しい干ばつの原因であると、専門家が発表した。発表したSzent Istvan 大学のMarta Birkas教授は、農家が、太陽や蒸発から土を守る藁などを、バイオマスとして売らず畑に残していたら、今年の日照りもこれほどの悪影響を与えることはなかっただろうという。バイオ燃料メーカーでは、穀物や採油用種を利用してガソリンにしたり、その生産過程で要する高いエネルギー需要を満たすため、農業副産物を燃やしている。今年の干ばつの影響で、トウモロコシの収穫量は半減すると予想され、同国では他のEU諸国から穀物を買戻し始めている。
