08/1/28

[ 英国 発] 地球温暖化による健康被害の脅威

地球温暖化は、今後私たち人間の健康に多大な影響を与えるおそれがあるため、人類を守るために世界レベルで温暖化を阻止する大胆な政策決定が必要だとする記事が、英国医学誌(British Medical Journal)に掲載された。
執筆したオーストラリア国立大学・公衆衛生学教授McMichael氏は「地球温暖化は、私たちの自然な生活の基盤に被害を与え始めている」と主張している。身体への危機となるものは、熱波、洪水、山火事、伝染病の傾向の変化、食物の収穫不足や生計への損害などさまざまである。地球温暖化により全く新しい病気が発生する可能性は少ない一方で、現在存在している多くの健康問題の発生率、範囲、季節性を悪化させるだろうと予測している。WHO(世界保健機関)は、世界の病気の4分の1は大気、水質、土壌、食物等の汚染によると概算している(特に気道感染や下痢によるもの)。
また、同氏によると地球温暖化による健康被害は、高所得国よりも低所得国がより影響を受けやすいという。