エコ住宅は高くて手が出ないと思っている人は多いのではないだろうか。実は近年、エコ住宅に関わる人材や建築資材の普及により、普通の住宅と変わらない値段で建てられるようになってきた。
また、省エネによる節約効果だけでも、エコ住宅を選択する十分な理由になるだろう。米国では、環境庁の省エネ運動「Energy Star」の影響もあり、今やエコ住宅は普通の住宅より4~6割も電気使用量が少ない。 節水シャワーヘッドや中間水の使用、雨水タンクの使用によって、水道水の使用量も大幅に減らせる。
さらに普通の住宅では、目がチカチカしたり、喉に痛みが出る、いわゆるシックハウス症候群の原因とされる揮発性有機化合物(VOC)を含有した塗料や接着剤を使用する。環境負荷の表示が義務付けられれば、多くの消費者が、これまでの「安い」という基準からシフトし、健康リスクという視点でエコ住宅を選択するようになるだろう。
消費者が変われば、企業も変わる。積極的に情報開示を求め、自分と家族が健康に快適に過ごせる家を、手が届く価格で購入出来るのが当たり前という時代はもうすぐだ。
