再生が進む棚田
エコロジーオンライン(EOL)には、立ち上げ時に掲げた目標があります。詳しくはaboutにも書いてあるので、参照をしていただきたいのですが、およそ3つのステップのことが書かれています。
第一ステップ:インターネットを有効活用した現場の「知」のネットワークづくり
第二ステップ:ネットワークにある「知」をつないだ環境の再生
第三ステップ:再生された環境に生き生きと暮らす場をつくること
2000年から始まるEOLの第一ステップは、5年をかけて、「サポートプロジェクト」として反映される様々協働事業を生み出しました。その結果、エコロジー分野における情報ポータルとして成長。google、Yahoo! JAPANなどの各種検索エンジンで、エコロジー分野のキーワード検索一位としての位置を確保しました。
2006年からは第二のステップが始まりました。
EOLが生み出したNPO法人TOKYOソーラーシティプロジェクト(TSCP)や、NPO法人渡良瀬エコビレッジが、その中核となる活動を始めています。
都市部門を担当するTSCPが、ソーラーシティ化のコンサル的な役割を果たすのに対して、NPO法人渡良瀬エコビレッジは渡良瀬川流域という地域のなかにあって、エコロジーオンラインのネットワークをフルに生かした地域再生の活動を始めました。
渡良瀬流域で今年始まったのが一部上場の企業と組んだ耕作放棄地の再生事業です。まだまだ実験段階ですが、社会貢献として自然再生を行いたい企業と協働して、高齢化したり、機械化の難しく耕作放棄地が多くなった地域に入り、残された棚田、谷津田などの再生することで、小さな持続可能経済を生み出していくことを手がけています。
今年の春から始まったこの事業は、写真でもご紹介しているような谷津田が再生され、スタッフによってつくられたジュンサイ池は見事なビオトープとして生命の揺りかごとして機能を始めました。
次の第三ステップが私たちにもたらされる日がいつになるかはわかりませんが、エコロジーオンラインのネットワークを通して、こうした地に足をつけた事業をこれからも展開していきたいと思っています。

掘られた池は自然の織りなすビオトープに
