エコのシンポジウムには珍しくすごく楽しい会でした。
3月25日、虎ノ門パストラルホテルで開かれた「エコポイントモデル事業発表会~エコポイント等CO2削減のための環境行動促進モデル事業について~」にコメンテーターとして参加してきました。
これまで、Re-Style、環のくらし、チームマイナス6%、木づかい国民運動など、様々な国民運動の応援団やスーパーバイザーを手がけてきました。
その結果、様々なエコの取り組みが生まれ、温暖化問題を中心にして、エコのことが話題にならない日はなくなったような気がします。
しかし、それによって、状況が好転したかというと、そうでもありません。たとえば、2006年の温室効果ガスの排出量は1990年に比べて、6.4%も増えてしまっています。
まだまだ、多くの人のアクションにつながっていないからなのだと思います。
ではなぜ、アクションにつながらないのか。
多くの人が気づいていることかもしれませんが、これまでの国民運動には個人や企業に、エコアクションを誘発するインセンティブにかけていたからではないでしょうか。
エコアクションをすることが、自分たちの「経済的」「精神的」なメリットとなる。
そうしたインセンティブづくりを、企業、市民、NPOがともに考えていくスキームづくりが、このエコポイント事業の目的のようです。
この日、発表されたモデル事業には、大手カード会社や、大手広告代理店、大手カードネットワークなどが手がける全国型のエコポイント、そして、各地域で行われる独自性の高いエコポイントなど、うまくネットワーク化が進めば、多くの人が知らず知らずのうちに、エコアクションをとっているという社会が醸成できるポテンシャルを持ったものが集まっていました。
エコセレブだけがエコアクションをしていた時代から、多くの普通の人が普通にエコアクションをする時代に。
時代が大きく動き始めた気がします。
