【2004年09月06日】
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 愛知万博で環境と交通に関する世界会議も開催
 環境省は、愛知万博の関連プロジェクトとして、2005年8月1日〜5日までの5日間、「環境と交通に関する世界会議 in 愛知」を万博会場や名古屋市内のホテルなどで開催することを明らかにした。環境と交通との調和、環境に優しい交通のあり方などについて、環境相を始め、国や自治体、NGO関係者やアジア各国の政府代表者らが議論するという。その内容は、テーマごとに専門家らが議論するシンポジウム、アジア各国での取り組みや計画の策定状況について話し合う「アジア地域フォーラム」、低公害車の展示や次世代の技術が体験できるイベント「くるま・環境・技術2005」などが計画されているとのこと。また、万博会場では、メイン行事となるシンポジウムの開会式が行われる予定である。
ニュースソース:読売新聞ニュース速報
http://chubu.yomiuri.co.jp/ban2003/abp040807_3.html
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 京都議定書後の枠組み作り、3段階の目標期間を設定
 地球温暖化防止を目指す京都議定書後の枠組みづくりについて、中央環境審議会の気候変動国際戦略専門委員会は、短期・中期・長期の3段階の目標期間を設定し、各期間で数値目標を決めて取り組むのが有効とする報告書をまとめた。この報告書では、短期を2020年まで、中期を2030〜2050年、長期を2100年以降としている。また、数値目標としては、温室効果ガスの排出量や大気中の濃度、平均気温の上昇などとのこと。京都議定書では、2008〜2012年に先進国で温室効果ガスの排出量を1990年比約5%、日本で同6%削減することを決めている。しかし、各国に二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減を求めた京都議定書の約束期間が終わる2013年以降の国際的枠組みについては決まっていないのが現状。今後、気候変動国際戦略専門委員会で具体的な制度設計を検討するという。
ニュースソース:毎日新聞ニュース速報
http://www.mainichi.co.jp/
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 ラムサール条約登録を目指す54カ所、環境省が選定

環境省は、国際的に重要な湿地と、そこに生息する水鳥などの保全を目的とするラムサール条約の登録候補地として、基準を満たす国内54カ所の湿原や湖沼を選び、専門家らによる検討会で報告した。具体的には、北海道のサロベツ原野や宮城県の蕪栗沼、千葉県の三番瀬など。今後、地元自治体などとの協議を進め、来年11月にウガンダで開かれる条約締結国会議までに、少なくとも9カ所以上で合意を得て、既に登録されている北海道の釧路湿原や宮城県の伊豆沼・内沼などの13カ所から、22カ所まで増やしたいとしている。しかし、登録には国の鳥獣保護区などの設定と、地元の同意が必要で、開発規制を懸念する漁業組合などとの調整も課題となっている。ちなみに、ラムサール条約湿地の国内候補地は次の通り…。
【北海道】サロベツ原野/サロマ湖/能取湖/網走湖/涛沸湖/知床半島サケ・カラフトマス遡上河川/野付半島・野付湾・尾岱沼/風連湖/阿寒湖/沼の原・沼の平/雨竜沼湿原/大沼/【青森県】仏沼/十三湖・岩木川/屏風山湿原池沼群/八甲田山湿原群/【岩手県・秋田県】八幡平周辺湿原群/【宮城県】蕪栗沼/【山形県】最上川河口/【福島県】裏磐梯湖沼群/猪苗代湖【福島県・群馬県・新潟県】尾瀬ケ原・尾瀬沼/【茨城県・千葉県】利根川下流部/【栃木県】大田原市の湧水湿地/湯の湖・戦場ケ原・小田代ケ原湿原/【千葉県】三番瀬/【東京都】父島・母島の河川/小笠原諸島周辺/【新潟県・長野県】苗場山周辺湿原/【新潟県】福島潟/瓢湖/【富山県】立山周辺湿原群/【福井県】三方五湖/【京都府・兵庫県】丹後・但馬地方低山地湧水域のアベサンショウウオ生息地/【和歌山県】串本錆浦、潮岬西岸/【島根県・鳥取県】中海/【島根県】宍道湖/隠岐島周辺沿岸/【山口県】秋芳洞/【福岡県】和白干潟/【佐賀県】有明海/【大分県】九重火山群湿原/【鹿児島県】出水干拓地/藺牟田池/屋久島西部海岸/住用湾流入河川および河口部/【沖縄県】屋我地/慶良間諸島周辺沿岸/久米島の渓流・湿地/名蔵アンパル/石西礁湖/仲間川/浦内川/西表島南西部海域および河口域。
ニュースソース:朝日新聞ニュース速報
http://www.asahi.com/
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 外来種被害防止法で「ブラックバスの指定」に反対意見殺到

固有の生態系を乱す外来種を特定外来生物に指定して規制する「外来種被害防止法」の基本方針策定に向けて、環境省、農水省が国民の意見を問うパブリックコメントを募集した。それに対し、方針案には含まれていない「ブラックバス指定」への反対意見が殺到していたことが明かになった。その数7785件。具体的な種名の選定をめぐる意見募集はまだ先にも関わらず、さらに、ブラックバスが固有種を駆逐するかどうかの「バス論争」が続く中で、釣り愛好団体がホームページで意見提出を呼び掛け、バス擁護派が攻勢をかけた形のようだ。指定反対の意見は「バス釣りは最大の趣味で、家族との交流の重要な機会」や「影響についてきちんとした科学的データがない」など。釣り愛好団体の呼び掛けと同様の主張が多かったという。この意見募集。7月から1カ月間で延べ約1万2700件が寄せられたが、パブリックコメントの対象だった肝心の基本方針は大きな反対意見もなく、ほぼ原案通り承認されたとのこと。環境省は「個別の種の選定は現段階では未定。検討作業は粛々と進めていく」としている。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
http://www.kyodo.co.jp/
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 猪苗代湖の水は酸化鉄の塊が浄化していた
 日本で最も水がきれいな湖とされる福島県の猪苗代湖。この湖底に、酸化鉄の小さな塊が多数あることが、福島県環境センターと日本大学工学部がこのほど行った無人水中カメラによる調査で初めて確認された。調査チームの見解では、この塊がリンなど汚濁物質を吸着、浄水する役割を果たしているという。今回、水深約95メートルの最深部と湖に流れ込む長瀬川の河口付近の湖底に、数ミリ〜1センチ程度の酸化鉄凝集塊が多数見つかったとのこと。これまでも、上流で硫黄を産出、強い酸性を示す長瀬川の水に含まれる酸化鉄などが塊となり、汚濁物質を吸着、湖底に沈殿させていると推定されていた。調査はこれを裏付けた形となった。調査チームは「凝集塊にリンを吸着させる仕組みは、下水処理場と全く同じだ」と話しており、その為か、猪苗代湖は、他の磐梯山周辺の湖に比べ、富栄養化による植物プランクトン増殖の原因となるリンの濃度が低いという。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
http://www.kyodo.co.jp/
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 IAEAがマラリア根絶に向け、放射線で蚊の生殖阻害実験を開始
 国際原子力機関=IAEAは、マラリアの根絶に向け、ウィルスを媒介するハマダラカに放射線を浴びせて生殖能力を奪う技術の研究開発に乗り出した。IAEAというと、核開発疑惑国への査察を担う役割が目立つが、設立目的の一つである原子力の平和利用も忘れていないことをアピールするための取り組みのようだ。研究開発はウィーン郊外サイバースドルフのIAEA実験施設で行っているとのこと。研究の目的としては、卵を成熟することのできない、傷ついた精子を持つオスのハマダラカを大量に生産する技術を確立すること。具体的には、成虫や水中で過ごすさなぎにガンマ線を当て、健全な精子を作れないようにする。これにより、マラリア感染地帯でガンマ線処理したオスを放ち、野生のメスと交尾させることで、メスは産卵するが、卵は孵化しないまま死んでしまうようにする。ガンマ線処理して放つオスの数が野生のオスを圧倒的に上回れば、野生のオスがメスと交尾できる機会は少なくなり、誕生するカの個体数は激減、やがて根絶できるという筋書きである。IAEAはこれまでも、この手法を使って、アフリカの風土病である眠り病を媒介するツェツェバエ駆除などで成果を上げているという。研究開発の担当者は「殺虫剤などと違い、特定の種だけを狙い撃ちするこの方法は生態系への負荷も少ない」と意義を強調している。
ニュースソース:読売新聞ニュース速報
http://www.yomiuri.co.jp/
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