【2004年09月20日】
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日本の夏。世紀末には真夏日が今より倍増

国立環境研究所と東京大学気候システム研究センターなどが、地球温暖化の影響によって日本の夏の気候が今後どう変化するかを世界最大規模のスパーコンコンピュータ「地球シミュレータ」で予測した。それによると、最高気温が30度を超える真夏日の日数は、2100年には今の倍、120日以上になることが明らかになった。国立環境研究所などでは、地球温暖化の影響で日本の夏の気候がどう変化していくか、過去の観測データや温暖化の状況などをもとにコンピューターを使って予測。その結果、夏の平均気温は2100年までに今よりもおよそ3度〜4度高くなるという。さらに、シベリアや太平洋の中央付近で気温が高くなる影響などで、夏場に日本に降る雨の量も20%近く増加し、豪雨の回数も増えると見られる。国立環境研究所では「今世紀の終わり頃には今年程度の猛暑はむしろ涼しく感じられるようになってしまうと予測される。今後は冬の気候への影響なども調べ、温暖化対策に役立てたい」としている。
ニュースソース:NHKニュース速報
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青森沖の海底にメタン大量放出の痕跡、2万5400年前の温暖化が原因?

海洋研究開発機構と国立環境研究所の共同研究グループが、青森県・下北半島沖の海底下から採取した約2万5400年前の堆積物を分析したところ、「次世代のエネルギー源」と注目されるメタンハイドレートが大量放出していた痕跡を確認。その事実を国際学会などで発表した。このメタンハイドレードとは、メタンガスと水が高圧下でシャーベット状に固まったもので、メタンそのものは一酸化炭素の約20倍の温暖化能力を持つ気体である。欧州チームが先にグリーンランドの氷床を掘削し、酸素の同位体比率から再現した気温の変動データを見ると、当時は最終氷河期の中で短期的に温暖化した「亜間氷期」に当たり、科学的な裏付けも確認されている。研究グループは、このメタンガス放出が温暖化の原因になったか、加速させた可能性があるとみている。また、過去9万年間に、同様の突発的な温暖化が22回あったことも確認されており、温暖化とメタンの放出時期が一致することが厳密に示されたのは、今回が初めてという。研究チームは「世界中にあるメタンハイドレートで同様のことが起これば、重大な環境の変化を引き起こす可能性がある」と警告を発している。
ニュースソース:時事通信ニュース速報
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環境省の全国調査で、家庭ごみ76万トンの広域移動を確認

環境省は、家庭や事業所から出たごみ(一般廃棄物)の最終処分について、2001年度の全国調査を行い、計約76万トンが府県境を越え、広域移動していること確認し、発表した。これにより、前年度の約69万トンから約10%も増加していることとなった。他府県に排出しているのは、首都圏、近畿圏を中心に30府県。ごみを受け入れているのは16府県で、このうち11府県は、他県への排出もしているとのこと。最終処分場を持たない市町村が業者に処分を委託したごみが、県外に運ばれて不法投棄されるケースも出ていることから環境省は、排出自治体が適正処理に責任を持つよう指導を強化する方針とのこと。廃棄物の県外処理量が最も多いのは埼玉県で10万6000トン。発生量の3分の1を県外に運んでいる。次いで神奈川県6万9000トン、兵庫県5万9000トンの順。全発生量に占める県外処理量の割合でみると、県内に最終処分場が少ない山梨県が84%と最も「他県依存度」が高く、奈良県の53%、和歌山県の51%と続く。一方、他府県からの持ち込み量が最も多いのは、大阪湾フェニックス計画に基づき、近畿圏からの一般ごみを受け入れている大阪府の16万トン。続いて長野県9万トン、三重県8万8000トンとなっている。環境省は、「最終処分場が足りない地域からあふれる形で、大規模な処分場のある地域にごみが移動する傾向である」と分析し、最終処分場の増設の必要性を強調している。また、他県で処分する場合は、委託業者に任せきりにせず、最終処分場の現地調査を行うなど十分なチェックが必要と警鐘している。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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シカ食害によって森林破壊、そして土砂被害

日本各地の山間部でニホンジカが増加し、森林の草や木が食い荒らされる「食害」。読売新聞はこの被害を調査し、全国に広がっていることを突き止めた。被害報告を出しているのは36都道府県で、その面積は、概数を把握している23都府県だけで計約6642ヘクタールに上るとのこと。何故、ニホンジカが増加してしまったのかという問題に関しては、温暖化や保護策などが原因と見られている。森林を食い荒らす、この「食害」によって、降雨時の土砂流出など深刻な2次被害も出ているとのこと。この事態に環境省は、シカやサルなどの増加に対応するため、1999年に鳥獣保護法を改正し、保護から管理へと既に政策転換を図っている。これに伴い、2003年度までに、23道府県がシカについて特定鳥獣保護管理計画を策定し、狩猟解禁や駆除に乗り出しているという。
ニュースソース:読売新聞ニュース速報
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廃校を犬猫のシェルターにと、動物愛護団体が環境相に要望

動物愛護団体などでつくる実行委員会が先週、統廃合などで使われていない学校を行き場のない犬や猫のシェルターとして使わせてほしいと、環境相に要望。その書類と全国で集めた10万人を超す署名の一部を渡した。近く厚生労働相と文部科学相にも要望するとのこと。これは、引き取り手がなくガス室などで処分された犬猫のシェルターにしようという試み。環境省によると、2002年度、全国で処分された犬は、約11万4000頭、猫は約26万7000匹にものぼるという。シェルターでは、動物を拾った人の相談にのったり、里親探しやしつけをしたりする。また、学校には、動物が運動できるグラウンドや、けがをした時のリハビリに使えるプールなどがあり、保護場所に適していると、実行委員会は語る。
ニュースソース:朝日新聞ニュース速報
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都心の小学校、自然エネルギー発電施設を備える

東京・港区の青山小学校に、太陽光発電の機能も備えた高さ6m余りの風力発電機が完成し、子どもたちが除幕式を行った。この発電機は、自然エネルギーの活用を支援する基金から援助を受けて設置されたもの。この除幕式で、青山小学校の校長、角田美枝子さんが「地球の温暖化が問題になっていますが、風や太陽のエネルギーで作る電気は環境にやさしい電気です。みんなで大事に使いましょう」とあいさつし、環境問題への意識付けを生徒たちに行った。ちなみに、この発電施設の発電量は、最大630wで、作り出した電気はホタルを育てている校内の池の水をきれいにするモーターの電力として活用されるという。
ニュースソース:NHKニュース速報
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