【2005年03月07日】
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マータイさん「もったいない」を世界共通語に推奨

環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア副環境相、ワンガリ・マータイさんが、ニューヨークの国連本部で開かれている「国連婦人の地位向上委員会」で、日本語の「もったいない」という言葉を紹介し、大きな反響を呼んでいる。資源枯渇や環境問題に敏感な女性たちによる「世界的『もったいない』キャンペーンを展開し、資源を効率良く利用しましょう」と訴えたのだ。彼女は、以前、日本に訪れた際に「もったいない」という言葉を知り、地球環境の大切さを一言で言い表すこれ以上の言葉はないと感銘を受け、「ぜひ、世界に広げたい」と思ったという。演説では、日本政府がリデュース(ごみの減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)の3R運動に取り組んでいることを紹介。「日本ではこれらを『もったいない』の一言で表します」と説明した。マータイさんは日本から帰国後に、ケニア・ナイロビに本部を置く国連環境計画(UNEP)のテプファー事務局長と会談し、3Rにリペア(修繕する)を加えた4Rを「もったいない」運動としてはどうかと提案もしたという。
ニュースソース:朝日新聞ニュース速報
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北極の湖沼の生物、温暖化の影響で過去150年間に変貌

カナダ、北欧、ロシアなど北極周辺5カ国の共同研究チームが、アメリカ科学アカデミー紀要に発表した研究結果によると、北極周辺の池や湖に生息するプランクトンなどの生物の生息状況が、19世紀半ば以降の約150年で劇的に変化したと、計55カ所の湖底の堆積物を調査して突き止めたという。これは、地球温暖化が原因であり、北極など極域の生態系は、温暖化の影響を最も受けやすいと指摘されてきた科学的裏付けとなった。これほど大規模で長期にわたるデータで研究結果が明らかにされたのは初めてのこと。研究チームは、大小さまざまの池や湖の底に細長いパイプをさし込んで堆積物を採取し、藻やミジンコ、昆虫の幼虫などの微小な化石の長期にわたる変化を調べた。すると、数百年から数千年にわたって安定していた水生生物などの生息状況が、約150年前から大きく変化し、浅い池では生物の種類が増え、深い湖ではプランクトンの成長が促進されていた。この変化は、水の表面を覆う氷が解け、夏が長くなったためだと分析された。結果、変化が起きた時期からみても、人間の活動が引き起こした温暖化が原因である可能性が高いと結論付けられた。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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2006年から特殊自動車も段階的に排ガス規制

環境省は、公道を走らない特殊自動車に対する排出ガスの規制法案をまとめ、自民党環境部会に報告した。今国会に提出し、2006年からの段階的な実施を目指し、公道を走る特殊自動車と同じ規制を掛ける予定とのこと。規制対象は工場や工事現場で稼働するフォークリフトやブルドーザーなどナンバープレートを持たない車両。環境省によると、2000年度現在、これらの特殊自動車は全国に約130万台あり、車全体に占める割合は約1.7%。大気汚染の原因となる粒子状物質でみると、公道を走らない特殊自動車は、車全体の排出量の約11.8%を占めるという。この規制法案は、公道を走る特殊自動車に規制がかかったことで、従来型のエンジンを規制のかかっていない公道を走らない特殊自動車に移し替える可能性があり、それを阻止することが目的だという。
ニュースソース:毎日新聞ニュース速報
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温暖化予測につながる「褐色雲」の国際観測計画、始まる

本日7日〜25日までの期間、日本、韓国、中国、アメリカなどが参加し、集中的にアジア地域の上空に広がる「褐色雲」の動きや成分を調べる国際観測計画が始まった。これは、大気汚染が気候変動に与える影響を分析し、地球温暖化の未来予測に生かすのが目的。観測地点は韓国・済州島を中心に6つの国・地域の16カ所。うち国内は北海道根室市や沖縄・波照間島などの7カ所。地球温暖化の予測は、二酸化炭素など温室効果ガスの増加のみで計算すると過大評価となってしまうため、褐色雲などによる冷却効果の解明が必要だと考えられている。ちなみに「褐色雲」とは、ヒマラヤから東南アジアにかけての上空で厚さ約3キロで広がっているのが1999年春に初めて見つかった現象。春先に多く、住民への健康影響のほか、太陽光低減などによる農業への影響も心配されている。成分は硫酸塩や硝酸塩といった工業排出物、黄砂、大規模な森林火災で出る煙など。主にアジアの経済成長に伴い顕在化したと考えられている。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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地球温暖化の影響でボラ激減、台湾産カラスミが危機

台湾ではウーロン茶と並ぶ特産品の「高級珍味カラスミ」が、危機にさらされている。これは、カラスミの原料であるボラが、中国漁民の乱獲や地球温暖化に伴う海流の変化で激減しているため。台湾の行政院(内閣)農業委員会水産試験所によると、台湾海域でのボラの漁獲量は、8年前の9分の1に減ったという。漁獲量激減の主な原因は2つあり、ひとつは、カラスミの収益性に目を付けた中国福建省などの漁民が台湾に回遊する前のボラを乱獲しているため。もうひとつは、寒気団とともに中国の長江河口付近から南下する中国の沿岸流の流れが、地球温暖化の影響で弱まったため、台湾中南部海域まで回流するボラの数が減ったとの説である。漁業当局は、台湾産カラスミのピンチを救うため、5年前から台湾各地でメスのボラの養殖を本格化させたほか、海上警備当局に対し中国からの卵巣密輸取り締まり強化を求めている。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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石原都知事、アメリカ軍に二酸化炭素排出削減要請

石原慎太郎東京都知事は、都内のアメリカ軍施設に対し、地球温暖化対策として二酸化炭素の排出量削減を求める考えを明らかにした。都によると、アメリカ軍側は、都の情報提供要請を受けて昨年末、横田基地でボイラーの燃料として、1カ月に約2700キロリットルの軽油を消費していることを明らかにし「天然ガスに転換した場合は、二酸化炭素排出量を大幅に削減できる」と文書で答えていた。石原知事は、二酸化炭素削減対策を強化する環境確保条例改正案を都議会に提出していることを踏まえ「都内のアメリカ軍施設が逆行するようなことをして許されるわけがない。外務省に説得させる」と述べた。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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