【2005年03月22日】
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後退するヒマラヤ氷河、消滅するキリマンジャロの氷…深刻な水不足へ

地球温暖化の影響で、ヒマラヤ山岳地帯の氷河が年間10〜15メートルの割合で後退しており、数十年後には氷河を水源とする川の流量が低下して、数億人が飲み水不足に陥ると、世界自然保護基金(WWF)が警告。また、アフリカのタンザニアにあるキリマンジャロ山頂の氷冠が、ほぼすべて消滅したことを示す航空写真をイギリス環境団体クライメート・グループが公表し、世界規模での水不足が問題視されている。ヒマラヤやキリマンジャロによってもたらされる水源の流量低下は、飲み水不足のほか、工業や穀物の生産へも悪影響を与え、このまま温暖化対策が進まなければ、世界は、経済でも環境でも大きな破綻に直面すると危機感が高まっている。
ニュースソース:時事通信ニュース速報
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観測史上初めて北極海の氷が回復せず

記録的な氷の減少が続いている北極海で、冬場になっても十分に氷が回復しないという異変が起きている。これは、アメリカ雪氷データセンターの衛星観測で明らかになったもので、昨年12月から今年2月にかけての調査結果。北極海の氷の面積は、過去約30年の観測史上最小を記録したという。氷減少の原因は、地球温暖化と関連性があると考えられている。冬場に氷が広がらなかったことで、今夏の氷はさらに小さくなり、貴重な生態系への悪影響が心配されている。また、温暖化の影響を受けやすい北極海は、最近の氷の縮小傾向から、今世紀中には夏場の氷が完全消滅する恐れもあると指摘されている。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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今世紀末に海水面は約11センチ上昇と予測

アメリカ大気研究センターは、二酸化炭素など大気中の温暖化ガスの濃度を2000年の水準で安定させたとしても、今世紀末に気温は平均0.5度上がり、水温の上昇による膨張だけで海水面は約11センチ上昇するとの予測結果を発表した。この現状に、極地の氷床融解も加えればさらに大幅な海面上昇が見込まれると考えられており、研究者らは「排出制限が遅れるほど、将来に影響が残る」と警告している。
ニュースソース:毎日新聞ニュース速報
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今後50年間のエネルギーに関し、主要国・途上国が共通合意

主要8か国(G8)を中心に、今後50年間の地球温暖化対策を協議する国際会議が終了し、各国、省エネ技術の導入を一層進める必要があるという認識で一致した。また、各国のエネルギー、環境、産業の担当者が閣僚級で出席した今回の会議が有意義だとして、今後も継続して開催することで合意した。この会議は、今年のG8=主要国首脳会議の議長国であるイギリスが主催したもので、G8各国に加え、経済発展を続ける中国やインドなどを含め、合わせて20か国の閣僚クラスが参加した。会議後、記者会見した経済産業省の平田政務官は、「各国の環境やエネルギーの担当者が一堂に会したことは、アメリカや中国を巻き込んでいく上で非常に意味があった」と述べ、京都議定書に反対しているアメリカや、二酸化炭素削減の義務を負っていない中国に温暖化対策への取り組みを促すためには、こうした会議を今後も開くことが重要だという考えを強調した。
ニュースソース:読売新聞ニュース速報
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家庭用燃料電池の利用で二酸化炭素最大30%削減

一般家庭の電気やお湯を「燃料電池」で賄った場合、火力発電所からの電気や給湯器を利用するのに比べ、二酸化炭素の発生量を最大30%程度削減できるという試験結果を山梨大学が明らかにした。それによると、試験に使われた出力1キロワットの燃料電池で、電気は家庭で使う量全体の25%から80%、お湯は60%から100%を賄うことができたという。家庭用燃料電池の価格は、現在1台1000万円程度で、国やメーカーでは、今後も試験を続けながらコストの削減などに取り組むことにしている。
ニュースソース:NHKニュース速報
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絶滅してなかった淡水魚、58年ぶり徳島で生息確認

徳島県立博物館は、徳島県内で58年間生息が確認されず、県版レッドデータブックで絶滅種とされていたコイ科の淡水魚「カワバタモロコ」が徳島県東部の平野部で見つかったと発表した。この発見は県民からの情報で、昨年9月から調査を開始し、1.5キロ四方の範囲に生息しているのを確認した。「カワバタモロコ」は、1946年に県東部の石井町で確認されて以降、記録がなかった淡水魚で日本固有種。最大で体長6センチ。平野部の池や沼、水路などで小さな群れをつくる。本州中部以西や四国東部、九州北部に分布するが、全国的に数を減らしており、環境省のレッドデータブックで「絶滅危ぐ1B類」に指定されている。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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