【2005年10月03日】
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「木づかい推進月間」国産材使用で温暖化防止

国産材の利用拡大に向けた普及啓発活動として「木づかい推進月間」が今月より始まった。これに先駆け、9月30日、林野庁でその記者発表が行われた。会場には、「木づかい応援団」を務めるプロ野球マスターズリーグから札幌アンビシャス監督古葉竹識さん、欽ちゃんが監督を務める野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」の片岡安裕美選手らが参加した。ちなみに「木づかい運動」とは、国内森林の伐採と植林の循環を早め、森林の二酸化炭素の吸収力増加を目指すというもの。今回のキャンペーンは「3.9GREENSTYLE」と銘打ち、京都議定書で定められた“日本の森林による1300万炭素トンの二酸化炭素吸収”を目指す。この吸収量は、日本が約束した二酸化炭素平均排出量6%削減の3分の2にあたる3.9%に相当。議定書の約束を守るためには、二酸化炭素を吸収してくれる森林に感謝(サンキュー)しながら、3.9%(サンキュー)を達成する日々のアクションが重要としている。
取材:エコロジーオンライン/黒須一彦
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日産が電気自動車のコンセプトカー「PIVO」を発表

10月21日から開催される東京モーターショーに先駆けて、9月30日、日産が電気自動車のコンセプトカー「PIVO」を発表。引き続き3日間、銀座・日産ギャラリーにて一般公開される。最大の話題は、「カワイイ」というコンセプトを基に、日産とアーティストの村上隆さんがコラボレーションしたこと。自動車そのもののデザインは日産が担当し、そのイメージ・キャラクターである「ピボちゃん」を生み出した村上さんが会場のインスタレーションも手がけた。日産自動車のデザイン本部長兼常務取締役である中村史郎さんは、「『かわいい』という日本独自の価値観は、世界で認められつつあるものです。マーチやキューブといった、ほんのりしたゆるいデザインのクルマでゆっくり走ることも大切です」と、スローなクルマのあり方を語った。外観は『かわいい』で埋め尽くされている「PIVO」だが、中身は先進のメカニズムを秘めている。日産独自のリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、2個の日産製「スーパーモーター」で2輪を直接駆動する電気自動車となる。ブレーキやハンドルを切るなどのコントロールを電気信号で行なうことにより、キャビンスペースだけ回転して「常に前向きに走る」ことができる。4WS機能によって、たった3.5mのスペースがあればUターンが可能だ。実際に、丸みのある曲線で構成されたエクステリアデザインは「かわいい」という表現がぴったりだし、ドライバーが真ん中に座って、左右に友達や家族が並んで座れるレイアウトも楽しい。「スペースコロニーの世界観をイメージして、このスペースとピボちゃんを生み出しました」という村上さん。普段は、人工的でスタイリッシュな空間なのに、この日は草と緑の匂いが感じられた。それもそのはず、天井や壁は水耕栽培のトマトで埋め尽くされており、サーブされた飲み物も、北海道産で有機栽培されたトマトジュースや、りんごとレモンの風味がさわやかなブロッコリージュースだった。すぐに市販の予定はないが、中村さんは「10年後にはマーチやキューブがこうなってるかもしれません」と、マジメな顔で答えていた。
取材:エコロジーオンライン/川端由美
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買い物袋を「もったいないバッグ」として利用促進

環境省は内閣府や経済産業省と連携し、10月から「環境にやさしい買い物キャンペーン」を実施する。今年は買い物袋を「もったいないバッグ」として利用促進を訴え、レジ袋や過剰な包装を避けるよう呼びかけるというもの。家庭から排出されるレジ袋は年間約60万トンに達し、日常の買い物と環境問題は密接な関係があるため、環境省などは昨年、都道府県や全国のスーパーなどを通じて包装の減量化を呼び掛ける同キャンペーンを始めた。今年は、同省のPRキャラクターのコマメちゃんを使ったポスターなどで「コマメに買い物袋を持ち歩きましょう」と訴える。同省政策評価広報課は「『もったいない』をキーワードに、環境に配慮した行動を普及させたい」と話している。
ニュースソース:毎日新聞ニュース速報
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栃木県が森林環境税導入を検討

荒廃が進む森林を守るため、栃木県は新しい地方税として「森林環境税」の導入を検討する方針を固めた。「森林環境税」は、地球温暖化の防止や水源の保全など、さまざまな機能を持つ森林を守るために使われる地方税として、既に高知県や岡山県などで導入されている。面積の55%を森林が占めている栃木県は、最近、木材価格の低下で林業の担い手が減って荒廃が進んでる。このため、森林を県民全体で守っていくことが必要だとして、森林環境税の導入を目指す。新しい税金は県税として徴収し、植林や森林保護のボランティア活動の支援、それに林業の担い手を育てるための費用などに充てることにしていて、具体的な徴収の方法や金額などはこれから検討するとのこと。栃木県は今後、県民に森林環境税の趣旨を説明して理解を求めるとともに、今年度中に有識者による懇談会を設けて、検討を進めていくという。
ニュースソース:NHKニュース速報
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温暖化でサンマが小ぶりになり漁場も日本から遠ざかる?

地球温暖化の影響で、サンマの体長が今世紀末には10センチも小さくなってしまうとの研究結果を、北大大学院地球環境科学研究院がまとめた。これは、海水温上昇の影響で植物プランクトンの増殖規模が小さくなるためで、小型化で泳ぐ力も落ち、回遊路が日本近海から離れて漁場が遠くなる可能性もあるという。研究チームによると、温暖化で海水温が上昇すると、冬でも海の表層の温度が下がりにくくなり、栄養塩に富む下層の海水と十分に混ざらなくなる。このため、栄養塩を必要とする植物プランクトンが春の大増殖期に減少。特に大型種の珪藻は約3割も少なくなり、この影響で動物プランクトンも減少するという。研究チームは「観測や飼育実験に基づいたモデルを用いて温暖化による魚のサイズの変化を特定したのは初めて。将来サンマは、大きなシシャモくらいのサイズになってしまうかもしれない」と語る。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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屋久杉に調査によって、小氷河期の太陽周期は14年と解明

日本学術振興会の宮原ひろ子研究員(宇宙線物理学)と名古屋大グループは、太陽活動が静穏だったとされる17世紀ごろは、活動周期は現在の11年よりやや長い14年だったことを解明した。これは、樹齢2000年とされる鹿児島県・屋久島の屋久杉で、太陽活動の変化を示す成分を調べた結果によるもの。この調査によって、長期的な変動の解明に役立つという。研究チームによると、1645年〜1715年ごろの約70年間、太陽活動は極度に衰退し活動の指標となる黒点はほぼ消え、数百年ごとに訪れる小氷河期と呼ばれるものであったとしている。この時期は、地球の平均気温は1〜2度低下し、穀物収量は減り、人類の活動に影響したとしている。研究チームは「地球温暖化は二酸化炭素増加以外に、1900年以降活発化した太陽活動も影響しているようだ。次の小氷河期の予測にも役立つのではないか」と話している。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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