【2005年11月21日】
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レジ袋有料化を過半数が賛成、紙手提げ袋も有料化検討

内閣府が先週公表した「環境問題に関する世論調査」によると、スーパーやコンビニなどで無料配布されているレジ袋の有料化に賛成する人が55.1%と過半数を占めたことが明らかになった。既に環境省は、容器包装リサイクル法を改正して年間流通量が300億枚とされるレジ袋の有料化などを盛り込むことを検討しているが、この調査によって、有料化の動きに弾みがつきそうだ。調査は9月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に行い、1896人が回答した。レジ袋有料化については「賛成」55.1%、「反対」21.9%、「どちらでもない」23%だった。賛成とした人に理由を複数回答で尋ねたところ、「資源の消費が抑制できる」「無駄になっている」「買い物袋を持参している」などが多かった。対して、反対とした人の理由は「家庭で再利用している」「無料配布はサービスの一環であるべきだ」などだった。また、環境省では、現在、容器包装リサイクル法の見直しを進めており、ごみの減量を促すため、スーパーで無料配布しているレジ袋だけでなく、百貨店などで配っている紙製の手提げ袋についても有料化の対象とする方向で検討を始めた。中央環境審議会が12月中にまとめる同法見直しの最終報告に盛り込む意向とのこと。
ニュースソース:朝日新聞ニュース速報など
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温室効果ガス排出量、先進国5.9%減、しかし日本は増加

ドイツ・ボンにある国連の気候変動枠組み条約事務局は先週、先進国40カ国の2003年における温室効果ガス排出量が、1990年時点との比較で5.9%減少したとする報告書を発表した。この報告書は、先進国と途上国121カ国のすべての温室効果ガス統計を初めて公式にまとめたもの。しかし、日本における調査結果は他の先進国とは異なり、1990年と比べて12.8%の増加だったとしている。また、減少している先進国に関しても、京都議定書が定めた2008年〜12年で5.2%の削減という目標を上回ったように見えるが、減少の主因は旧東欧諸国が大型工場などの運転を停止したことで実現したと指摘し、「先進国のこの数年の排出量はほぼ一定であり、2010年までに増加に転じる兆候がある」と警告している。
ニュースソース:共同通信ニュース速報など
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温暖化で魚の繁殖率が低下、海洋資源が極端に減少

WWFは先週、地球温暖化が進み、海や河川の温度が上昇すると、魚の体が小さくなったり繁殖率が低下したりするなど、魚の世界に大きな異変が生じるとした報告書を発表した。この報告書で「温暖化は乱獲などによって深刻化している漁業資源の減少に拍車を掛け、世界の食糧不足を悪化させることになる」と警告している。WWFは、水温の変化と魚の生態に関する過去のデータや温暖化の将来予測などを基に、海や河川、湖沼の温度上昇が魚の生態に与える影響などを分析。その結果、アメリカやカナダ周辺の海域で海水温度の上昇が進むと、タラやカレイ、スズキなど比較的低温を好む魚の資源量が50%近く減少、北海のタラなどの分布も大きく変わるとした。また、水温が高くなると、魚の新陳代謝が活発になって大量の餌を必要とするようになり、慢性的な餌不足に陥って魚体は小さくなり、産卵数も減って繁殖率が低下。太平洋や大西洋のサケなどの個体数が減少すると考えられるという。さらに、有機物の分解が促進され酸素が少ない海域ができることや、微生物の活動が盛んになって魚の病気が増えることも懸念されるという。
ニュースソース:共同通信ニュース速報
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温暖化ガス排出権取引、中国を核に獲得競争が激化

急激な経済発展の中、エネルギー不足に悩む中国に「温暖化ガス排出権取引」という思わぬ鉱脈が現れ、世界からの関心を集めている。中国は、未だエネルギー消費全体の6割以上を石炭でまかなっている。しかし、経済発展を優先するあまり、需要急増に追いつかず、各地で無理な採掘を行い、炭鉱事故が続発している。これらの爆発事故の原因ともなるメタンガスだが、この排出権を先進国に売るという新しい取引は、厄介者だったメタンガスを「商品」に変えられる中国と、京都議定書の削減目標達成のため排出権が欲しい日本など先進国双方にとって大きなメリットがあるとされている。既に、日本の主要企業連合をバックにした日本カーボンファイナンスが中国と温暖化ガス排出権取引を行った。しかし、欧州各国や世界銀行、アジア開発銀行など国際機関も中国の排出権市場には熱い視線を注いでおり、今後は獲得競争激化が予想される。
ニュースソース:時事通信ニュース速報など
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温暖化の影響で、紅葉が50年前より半月遅れ

気象庁によると、地球温暖化の影響で日本での紅葉が年々遅れ、50年前と比べると半月も遅くなっていることが明らかになった。今年のカエデやイチョウの紅葉は平年と比べると、秋田市で13日、札幌市で8日遅く、いずれも観測を始めて以来、最も遅い記録とのこと。気象庁は昭和28年から紅葉の全国平均を出しているが、年々遅くなる傾向が続いており、統計を取り始めた52年前と最新のデータがある去年を比べると、カエデで16日も遅くなっているほか、イチョウも11日遅くなっているという。紅葉が遅れている原因については、紅葉の色づきに影響する9月〜11月の気温が温暖化の影響で年々、高くなっているためと分析。気象庁では「先月の全国の平均気温も平年と比べて1度4分と記録的に高かかっため、これからシーズンを迎える東日本や西日本の紅葉も平年よりかなり遅くなるだろう」という見解を示している。
ニュースソース:NHKニュース速報
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新宿で、環境と暮らしに役立つ「塗装」イベント開催

先週16日、東京・新宿で駅西口広場で、落書きを消す技術や環境に配慮した最新の塗料を紹介する催しが行われた。これは、塗料メーカーや塗装会社でつくる団体によるもので、11月16日(いいいろ)の語呂あわせから「塗装の日」と定め、開催されたイベントとのこと。会場では18のメーカーが塗料の新しい製品や最新の塗装技術を紹介。その中で、シャッターや壁に書かれた落書きを消すコーナーでは、オレンジの皮に含まれている成分を原料にしたスプレーを吹きつけて落書きに使われた塗料を浮き上がらせてふき取る実演が行われた。また、シックハウス症候群の原因になる室内の化学物質を吸い取ったり、アレルギー症状を和らげたりするのに効果があるという塗料など、健康に配慮した製品が展示。さらに住宅の屋根に熱を反射させる塗料を塗って家の中の冷房効果を高めるものなど、省エネや環境問題の対策につながる製品や技術も紹介されていた。
ニュースソース:NHKニュース速報
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NHK
※略称解説
▼WWF[World Wide Fund for Nature]:世界自然保護基金
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