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【2005年12月19日】

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2005年の北半球、史上最高の暑さを記録か
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WMO(世界気象機関)は先週、2005年の気象に関する報告書を発表し、北半球の年間の暑さが過去最高になるのではという見解を明らかにした。これは、世界の年間平均気温を調査したもので、資料が存在する1861年以降で、世界全体の気温は2番目に高く、北半球に限れば過去最高となる暑さとのこと。今年はまだ半月ほど残っており、確定ではないが、世界の陸地の平均気温は、基準とする1961〜1990年の平均気温の14度を0.48度上回る見通しで、1998年の0.54度に次ぐ2番目。北半球は0.65度で史上最高、南半球では0.32度で史上4番目となると推定している。また、大西洋で発生した26の熱帯性低気圧のうち、最大風速が32.7メートル以上の呼称であるハリケーンの数は14で、こちらも史上最多だという。さらに、北極の海氷の面積も1979年〜2004年の間の平均より20%減少し、衛星観測が始まった1979年以降で最低レベルとなった。WMOは「地球温暖化による熱波の発生は、今後も増えるとみられる。一方で、洪水の被害を受ける地域では降水量が増加する危険性もある」と指摘している。
ニュースソース:朝日新聞ニュース速報など

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業務用のフロン回収31%だか、依然5千トンが大気中に
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先週、環境省と経済産業省は、2004年のフロン回収量が2102トンだったとことを明らかにした。これは、フロン回収破壊法に基づいて、廃棄された業務用のエアコンや冷凍冷蔵庫から回収したフロン類の量で、前年度比11.3%増の回収率31%であるということ。前年度の28%からわずかに改善したものの、適切な処理がなされないまま機器が廃棄されるケースが依然として多く、両省は約5000トンがガスの形で大気中に放出されたと推計している。これらのガスはオゾン層を破壊するだけでなく地球温暖化の原因物質でもあるため、両省は来年の通常国会に同法の改正案を提出し、廃棄から回収まで文書を使って管理し、回収率を高めるなどの新たな制度を導入する方針だ。回収ガス別では、オゾン層破壊物質であると同時に温室効果ガスでもあるHCFCs(ハイドロクロロフルオロカーボン類)が全体の8割を占めた。一方で、より強力な温室効果を持つHFCs(ハイドロフルオロカーボン類)が急増傾向にあり、数年後には大半を占めるとみられている。
▼HCFCs:ハイドロクロロフルオロカーボン類
自然界に存在しない人工的な温室効果ガス。洗浄剤や冷蔵庫、カーエアコンなどの冷媒に広く使用されていたが、モントリオール議定書により全廃までの規制スケジュールが定められた。
▼HCFs:ハイドロフルオロカーボン類
オゾン層を破壊しないことから、CFCsやHCFCsの規制に対応した代替物質として1991年頃から使用され始めた化学物質で、近年、その使用が大幅に増加している。HFCsは自然界には存在しない温室効果ガスで、100年間のGWP(地球温度上昇への影響度合いである“地球温暖化係数”のこと)は、二酸化炭素の数百〜1万1700倍もある。1997年に採択された京都議定書には削減対象の温室効果ガスの一つに加えられた。
ニュースソース:共同通信ニュース速報など

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イオングループ、野菜や卵をトウモロコシ原料のバイオマス包装へ
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イオングループは、全国300店で販売している野菜や卵のパッケージを21日から、トウモロコシを原料とする「バイオマスプラスチック」に切り替えていく方針を明らかにした。石油から作る従来のプラスチック製品より3〜4倍の製造コストがかかるが、二酸化炭素の発生量が少なく、分解させず燃やしても石油系のプラスチックより二酸化炭素が発生しないのがメリット。また、微生物によって自然分解し、最終的に水と二酸化炭素になるため、堆肥用の生ごみと一緒に処理することができる。今年度中に300トンを導入し、イオングループ全体で、使用量を増やすことにより、価格の引き下げを目指すという。バイオマスプラスチックの包装を進める商品は、プライベートブランド「トップバリュ」のニンジン、ミニトマト、バナナといった農産物や、納豆、卵など約30種類。同社は「環境問題への取り組みを消費者に訴え、対象商品を買ってもらいたい」と話している。
ニュースソース:毎日新聞ニュース速報など

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各市町村の財政難で、収集ペットボトルの半数を販売へ
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28万4000トンと見込まれている、2006年度に市町村が収集する使用済みペットボトル。この半数近くが自治体の財政難を背景に輸出業者などに販売されることが、日本容器包装リサイクル協会の調べで分かった。自治体が2005年度に販売する見込み量の約6万6000トンに比べ、ほぼ倍増となる。自治体が回収した使用済みペットボトルは通常、無償で同協会に引き渡すのと、業者に販売するのが主な処理ルート。協会は容器包装のリサイクルを円滑に進めるために設置されたが、最近は協会に無償で引き渡す量は減少。市町村が来年度、協会に引き渡す処理量は本年度見込みに比べ3万3000トン少ない約14万4000トンにとどまる見通しだ。日本容器包装リサイクル協会は、このままでは国内のペットボトルのリサイクル施設の稼働率が30%程度に落ち込むと予想、「材料を確保できないリサイクル業者が次々と倒産する恐れがある」と危機感を募らせている。自治体関係者によると、輸出業者などへのボトルの販売価格は品質によって1キロ当たり2〜20円程度。2006年度に自治体がボトルの販売で得る収入は全体で数億円以上となる計算で、自治体には貴重な収入源となる。販売に回ったボトルの半数以上は中国などに輸出され、縫いぐるみに詰める繊維の原料などにリサイクルされる。
ニュースソース:共同通信ニュース速報など

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自動車の二酸化炭素削減、2010年に800万トン削減
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自動車から排出する二酸化炭素の削減に向け、高速道路の利用促進や道路の緑化推進などを規定した行動計画を盛り込んだ報告書ら関し、国土交通省の道路政策会議は先週、大筋了承した。国交省の推計では、対策を取らなかった場合、2005年〜2010年までに、自動車走行量の増加などによって二酸化炭素の年間排出量は約800万トン増加するという。そのため、行動計画に取り組むことで、当面2010年時点でこの分を削減することを目標に掲げた。行動計画で示した具体策は、高速道路の利用促進のほか、全国約1800カ所の主要な渋滞地点の改良や路上工事の縮減など。実施期間は、京都議定書が2008〜2012年の平均値を削減目標としているのに対応し、2006〜2012年度の7年間。期間中、渋滞地点以外での走行速度向上などの波及効果も見込め、二酸化炭素の年間排出量は約200万トンの削減が上乗せされ、全体として2012年までに1000万トン以上を減らすことができるという。
ニュースソース:共同通信ニュース速報など

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温暖化の影響で熱帯の巻き貝が日本海で発見
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山口県萩市の海岸で、熱帯の巻き貝「カミスジダカラ」の貝殻が見つかったと、同市の萩博物館が発表した。博物館によると、熱帯に生息するタカラガイ科の巻き貝でインド洋や太平洋の熱帯部に分布しており、長さ2センチ弱で、褐色の髪筋模様が特徴。日本海で見つかったのは初めてという。萩博物館は「地球温暖化で暖流が強くなり流れ着いた可能性がある」と話している。ちなみに発見したのは、11月13日で、同市の小学5年の男児が見つけたとのこと。萩博物館では、標本を来年2月2日まで公開する予定。
ニュースソース:共同通信ニュース速報など


※略称解説
WMO[World Meteorological Organization]:世界気象機関


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