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エコニュース 国内
  

【2004年08月02日号】

■ 1 ■

【ブラジル発】2030年までにブラジルのサバンナが消滅の恐れ

 ブラジルのセラード(サバンナの一種)の農地利用が現在のペースで続いた場合、2030年までに消滅のおそれがあることをCI(コンザーベーション・イ
ンターナショナル)が報告した。セラードには世界の動植物の約5%が生息するが、70%はすでに農業生産のために開墾され、現在も毎年、アメリカ・ニュージャージー州の広さに匹敵する面積が開墾されている。一方でセラードは増 え続ける世界の食料需要に対応できる唯一の農業地帯であり、経済復興中のブラジルにとっても、農産物の輸出は大きな支えとなる。このためブラジル政府は持続可能なセラードの開拓を求めているが、環境団体はその開拓が計画性に欠けていることを指摘し、水源管理と生態系の保護を求めている。
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■ 2 ■

【アメリカ発】干ばつにより毒性藍藻類が異常発生

 ネブラスカ州のいくつかの湖沼で、毒性の藍藻類の異常発生が人々や動物へ深刻な影響を与えている。ネブラスカ州環境局スポークスマンによると、干ばつが原因と見られる水位低下により藍藻類の水中濃度が上がったこと、そして太陽光線が水中へ広く浸透したことにより藍藻類の成長が促進されたと思われる。さらにここ数年間に及んだ干ばつ状態が今年に入り一気に降水にみまわれ た事で、有毒な藍藻類の異常な成長を促したとも考えられる。毒性藍藻類に関する問題は今年5月に発見され、ネブラスカではこれまでに州都リンカーンの西に位置するPawnee湖を訪れた40人が、胃や皮膚の何らかの異常を訴えており、バッカニア湾湖とハンソン湖の水を飲んだ犬が5匹死んだと報告されている。
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■ 3 ■

【エクアドル発】ガラバゴス諸島、ナマコ漁獲量に再び制限

 エクアドルのガラパゴス諸島では、政府がナマコの漁獲量に設けている制限を今年6月に一度、漁業関係者からの要望で解除したが、再び制限を課すとの 判決を7月26日、エクアドル最高裁判所が下した。ナマコは主にアジアで消費され、エクアドルの漁業関係者にとっては貴重な生活収入源となる反面、獲り過ぎによりガラバゴス諸島海洋保護区の生態系を崩す可能性があった。今回の 最高裁の決定により、ナマコ漁が出来るのは、2005年、2006年は6月と7月となり、漁獲量上限は400万匹となる。
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■ 4 ■

【イラク発】バグダッド動物園、存続の危機

 アメリカ軍によるフセイン追放から1年経ち、戦後人々の寄付金で運営され てきたバグダッド動物園が財政難のため危機に直面している。動物園の再建と管理に貢献してきた27歳の担当者は、すでに今年の1月から半年間無給で仕事を続けており、とうとう7月末に出身の南アフリカ共和国に帰国することにな った。バグダッド動物園にはウダイ氏が男らしさの象徴として集めたライオンやトラなど、全部で約100匹の動物がいる。動物園の担当者のは「動物園の再建や維持のために25万ドル(約2700万円)が必要だ」としている。戦争後に集まった寄付金は50万ドルを超えたが、公立で入園料が無料ということもあり、資 金不足は深刻だ。ただ、上記の27歳の担当者は「以前の動物園ではライオンのエサとしてパンと果物をエサとして与えていたようだが、自分が担当になってからは肉を与えており、動物の健康面は以前より良い」と伝えている。
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 世界のエコニュース(行政編)は
「World Environmental Policy News」から抜粋して
 お届けしています。


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