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【2004年08月16日号】

■ 1 ■

【アメリカ発】ブッシュ大統領のエネルギー政策に大学生が反対!

 石油の利用に甘いブッシュ大統領のエネルギー政策に反対し、代替エネルギーの利用を推進させる大学生の組合運動が全米に広がりつつある。組合の名前は「気候キャンペーン」、学生で構成される10の環境組織のネットワークだ。現状ではアメリカの大学のキャンパスは環境破壊の温床ともいえる。例えばエール大学ではキャンパス内の発電所が石油と天然ガスによる発電を行っており、エール大学による二酸化炭素の排出量は発展途上国32カ国分よりも多い。一方で環境活動に熱心なタフツ大学では、1999年に既に京都議定書の二酸化炭素排出量削減目標を達成することを宣誓し、2002年には太陽光発電校舎を作る作業に取りかかった。またトヨタのエコカー4台を購入し、カーシェアプログラムにも参加している。学生達は、大学間の環境運動組合の連携により、手遅れになる前に少しでも早く再生可能なエネルギーへの変換を進めたいと考えている。
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■ 2 ■

【オーストラリア発】水溶性プラスチック、オーストラリアで科学大賞を受賞

水溶性のプラスチックがオーストラリアの科学大賞を受賞した。水溶性のプラスチックはプランティック・テクノロジーズ社が製造したもので、コーンスターチを原料とし、食物の包装材としても使用でき、通常の化学製品であるプラスチックと同じように形作ることも出来るが、完全な生分解性を持つ。水に溶け、コンポストに捨てても問題ない。プランティック・テクノロジーズ社は、消費者が環境に優しい商品を求める傾向がある中で、新しいプラスチックの製造に興味を持っていたという。賞金は日本円で約80万円。現在は生分解性のあるスーパーのビニール袋を開発中ということだ。
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■ 3 ■

【アメリカ発】二酸化炭素は海が吸収してくれていた

産業時代以来、数百年の間に人間が排出してきた二酸化炭素量の半分を海が吸収していたという研究結果が「サイエンス」誌に発表された。研究は米海洋大気局(NOAA)のサビーネ氏らによるもので、世界中の海から海水のサンプルを10年かけて採集し、分析には5年という時間をかけている。大気中の二酸化炭素が海中に溶け込む際には酸が形成され、貝殻や魚介類の骨を溶かしてしまう。二酸化炭素が今後も大量に排出された場合はサンゴやプランクトンの成長は半分にまで抑えられる可能性がある。現在、大気中の二酸化炭素を海中に入れてしまうことで温暖化を防ごうという計画があるが、本当にそのようなことになったら海中の生態系のバランスはひどく壊れてしまうとサビーネ氏は警告している。
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■ 4 ■

【イギリス発】イルカの社交性は、イルカよってさまざま

パーティー好き、社交好きな人間がいるのと同じように、イルカにもより社交的なタイプがいるという研究結果が「New Scientist」誌に発表された。この研究はニュージーランドに生息するイルカの群れを調査していたときに研究者が気付いたもので、グループの間を取り持つことでグループ同士が仲良くなれるような役割を果たす、社交的なイルカがいるそうだ。このイルカが消えてしまうとグループ同士の交流はストップし、社交イルカが戻ってくると、再びグループ間の交流が始まる。動物学者が研究のために野生の動物を引き抜くことがあるが、主要な役割を果たすタイプを引き抜いてしまった場合にはその群れ全体に影響が出るのでは、と研究者は指摘している。
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 世界のエコニュース(行政編)は
「World Environmental Policy News」から抜粋して
 お届けしています。


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