【2004年08月23日号】
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【UNEP発】アテネ・オリンピックの環境キャンペーン

日本人選手の活躍で注目を浴びているアテネ・オリンピック。競技のみならず、環境への配慮に対しても、スポーツ、文化に続く第三の柱として世界から注目を集めている。事実、アテネ・オリンピック開催中には、環境キャンペーンが繰り広げられており、ゴミの散乱防止を訴えるCMがテレビで放映されていたり、街には、タバコの吸殻のポイ捨てを防止するための携帯用灰皿4万個が配布されたりしている。これに対し、UNEPのテプファー事務局長は「アテネでのオリンピックは、オリンピックにおける環境配慮を徹底するよう、他のホスト国の取組みを喚起するものとなろう」とコメントしている。
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【ドイツ発】今年中に太陽光発電業界に5000人分の新規雇用

ドイツの太陽光発電業界は、今年中に、新たに5000人分の雇用が創出されることを発表した。これは、今年初めに施行された「改正再生可能エネルギー法のための第2次法」により、高額で安定した太陽光発電の買取価格が保証されたことによるものだという。この法律は、45.7セント/キロワット時(約60円/キロワット時)という買取価格を20年にわたって保証するもので、買取対象設備の拡大なども定められている。これにより、新たに導入される太陽光発電は、昨年の125MWから、今年は300MWになる見通し。ドイツ連邦環境省は、連邦政府の再生可能エネルギー拡大支援政策が、雇用創出に重要な役割を果たしているとコメントしている。
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【UNEP発】K2初登頂50周年で、イタリア、パキスタンが環境協力

50年前、イタリアのチームが成し遂げたK2初登頂。これを記念し、パキスタンのムシャラフ大統領とイタリアのアレマンノ農林政策大臣が会談を行った。両国政府は、この機会に、K2の麓近くのウルドカスに、イタリア政府の資金提供により、エアロゾルや粒子状物質のモニタリングを行う新たな観測基地を設置することを明かにした。この観測施設は、UNEPが先導する、「大気中の茶色いもや」の形成や分布に関する国際的な研究にも貢献するとのこと。現在、アジアの広い地域で、薪や炭、化石燃料の燃焼などにより、スス及び他の大気汚染物質の層が形成されており、気象パターンや農業、ヒトの健康に重大な影響を与えるのではないかと懸念されている事例である。
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【EPA発】世界各国の環境政策や取組み情報をウェブサイトで提供

EPAは、ドイツ、オランダ、スウェーデン、オーストラリアなど世界各国の環境政策や取組みに関する情報を盛り込んだウェブサイトを開設した。このサイトでは、大気、水、有害物質及び廃棄物に関する論文やデータベース、ガイドライン、プログラム、事例研究へのリンクが提供される。また、環境管理システムや、持続可能な輸送、スマートな成長、企業の環境対策など、複数媒体アプローチに関する情報も盛り込まれているとのこと。さらに、アメリカ国内での、州や地方自治体のパートナーシップに関する事例も提供されている。
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【イギリス発】家庭廃棄物のリサイクル率が最高値を記録

イギリスのモーレイ環境大臣は、イングランドの紙、コンポスト、ガラス、ペットボトル、プラスチック容器、カンなどの家庭廃棄物のリサイクル率が過去最高値を記録したことを発表した。これは、2002〜03年度イギリス市町村廃棄物処理調査の結果で、以下の3点に要約されるている。@イングランドの家庭廃棄物のリサイクル・コンポスト化率は、2001〜02年度より2%上昇し14.5%となったA家庭部門から埋立処分に回された廃棄物の絶対量が、ここ数年で初めて減少B家庭廃棄物の増加率の鈍化。国は、2003〜04年度に家庭廃棄物のリサイクル・コンポスト化率を17%にするという目標を掲げているが、今年度の動きは、目標達成に向けた重要な助走であり、2004〜05年度には、これを25%にするという、さらに野心的な数値目標が掲げられている。モーレイ環境大臣は、最高値を示した今回のデータは、身近なリサイクル地点を設置するスキームに負うところが大きいとし、今後も引き続き取組みを進めるよう呼びかけた。また、少数だが、リサイクル・コンポスト化率が、国の最低目標値である10%に達していない地方自治体もあることから、改善に向けた取組みが見られない地方自治体については、政府が干渉するケースもあると奮起を促した。なお、地方自治体は、2005〜06年度までにリサイクル・コンポスト化率を25%まで引き上げるよう、法律で求められている。市町村がこの目標を達することができるよう、イギリス環境・食糧・地方事業省は2003年から2006年度にかけて2億6500万ポンド(約53億7000万円)の予算と様々な支援策を提供していく予定だという。
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【EPA発】国内販売用のハイブリッド・スポーツ用多目的車を初認証

アメリカ国内で販売されるハイブリッド・スポーツ用多目的車(Hybrid SUV)についてEPAが、初めての認証を行った。対象となったのは「フォード・エスケープ・ハイブリッド」。この車は、軽量自動車・トラックに関するEPAの厳しい新排出基準に適合しており、燃費は、2輪駆動走行時には、市街地走行で1ガロン当たり36マイル(36mpg)、高速走行で31mpgと推定され、また4輪駆動走行時には、市街地走行で33mpg、高速走行で29mpgと推定されている。ちなみに、2004年モデルのSUVの平均は17.9mpgとのこと。EPAは2004年10月に、「グリーン自動車ガイド」を公表し、他の2005年モデル車とともに、同車を掲載する予定している。この「グリーン自動車ガイド」は、自動車を0から10までのレベルに格付けするものであり、「10」が最もクリーンな自動車となる。「フォード・エスケープ・ハイブリッド」は「9」にランクされ、従来のSUVより極めて燃料効率が高く、2005年モデルの中で最もクリーンなSUVとされている。なお、同車は本年9月に発売される予定である。
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世界のエコニュース(行政編)は、
「World Environmental Policy News」から抜粋してお届けしています。
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