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【2004年11月22日号】

■ 1 ■

【インドネシア発】野鳥、絶滅の危機に直面

インドネシアの急激な人口増加とそれに伴う不法伐採が、アジアにしか生息していない希少な野鳥を絶滅の危機に追いこんでいるという。とくに絶滅間近と環境保護団体が指摘している野鳥は、「ヒタキ」や「ツグミ」の一種で、東南アジアの熱帯諸島にのみ生息している希少種。事実、20世紀初頭にスマトラの90%を覆っていたといわれる森林は、今では35%にまで減少し、鳥類の生息する平地林はほぼ完全に消失した。鳥類の数が減っていることは、生息環境の劣化が進んでいることを示している。今回、指摘された野鳥以外にも、アジアには絶滅危惧種の鳥類が約2700種いると考えられており、主にフィリピン、ベトナム、カンボジア、中国、インドに生息しているという。
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■ 2 ■

【イラク発】バグダッド、2009年まで断続的な停電が続くおそれ

イラクの首都バクダッドでは、戦後の復興が順調に進んだ場合でも、2009年まで停電が続くおそれがあると、イラクの電力審議官は見積もっている。1990年の湾岸戦争の際、イラクは電力インフラの9割が打撃を受けた。その上、昨年のアメリカ軍による攻撃により、さらなる電力網の停止ないし略奪を受けている。現在は連日停電が発生してはいるものの、電力自体は辛うじて国土全体に供給されているが、今後も電力インフラの復興に向けた支援がなく、外国人労働者の安全が確保されない状況が続く場合は、停電が続くという。電力網の復旧のためには2010年までに約178億ドルの資金が必要とされており、現在までアメリカ政府から数十億ドルの資金を受けてきたが、今後の資金援助については定かでなく、また多くの外国企業は投資や人材派遣をするにはイラクは危険すぎるとみなしている。イラクは来年1月に予定される選挙の後に、電力部門の世界銀行に対し電力関係の資金借款を要請するものと思われる。
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■ 3 ■

【アメリカ発】家畜の肥料でエタノール工場を稼動

アメリカのネブラスカ州で、家畜から採集した肥料を利用し、エタノールを生産する工場を建設する計画が持ち上がっている。家畜の糞尿から排出されるメタンを燃料にした「メタン圧力釜」で、トウモロコシ原料のエタノールが製造できるという。この工場では、年間2000万ガロンのエタノールを製造する予定だという。また、工場が完成すれば、3万頭の家畜が肥料を「提供」する予定とのこと。
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■ 4 ■

【ブラジル発】ブラジル政府、アマゾンを守る警備隊を訓練

ブラジルでは、環境破壊が著しいアマゾンのジャングルを守るために、環境警備隊を発足させた。迷彩服を着用した政府警察隊員たちがジャングルを回り、違法な採掘や無断居住者、動植物を盗もうとする外国人などを逮捕するという。以前からブラジルには厳格な環境法が制定されていたが、限られた予算の割りに国土が広く、また企業や農業官僚が環境保護を発展への障害とみなす傾向があったため、十分に法律を機能させることが出来なかった。環境警備隊の発足は、このような現状の突破口となることが期待されている。
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 世界のエコニュース(行政編)は「World Environmental Policy News」から抜粋して お届けしています。


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