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エコニュース 国内
  

【2004年12月06日号】

■ 1 ■

【中国発】中国、大気汚染減少には車の利用を減らすべき

香港の大気汚染削減するためには「まず、中国広東省での車の利用を削減する必要がある」と香港の環境担当大臣が発言をした。この発言は、車の保有台数の割合から算出されたもの。香港には680万人が住み約50万台の車が走っているのに対し、広東省では730万人の人口で170万台の車が走っている。このため、香港における大気汚染の80%は、中国から入ってくるものとされている。この車の数は5年前に比べて3倍になるという。香港の環境大臣は、「現在の成長が続いてしまうと、大気汚染が緩和される望みは少ない」とコメントしている。また、広東省に対し、公共交通機関を開発するよう求めた。人々が個人で車を利用するより、公共交通機関を利用するようにすれば、大気汚染も緩和されるからだ。しかし、今のところ、香港からのこの呼びかけに対し、広東省側からのコメントは発表されていない。
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■ 2 ■

【アメリカ発】再び活動を始めたヘレナ火山

アメリカ・ワシントン州で、休火山だったヘレナ山が10月に入って活動を始めた。このため、毎日50〜250トンの亜硫酸ガスを噴出し、酸性雨と霞の原因となっている。1日に排出される亜硫酸ガスの量は、ワシントン州で産業が元で排出される亜硫酸ガスの量の2倍を超えるほどだ。いまやワシントン州の大気汚染の原因ナンバーワンは発電所や精製所ではなく、ヘレナ山。これまで、州の最大汚染産業といえばカナダの石炭発電所トランスアルタで、毎日200トンの亜硫酸ガスを排出していたが、現在は州規制により2億5千万円規模の設備改築を行い、一日の排出量は27トンにまで減っていた。
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■ 3 ■

【ベトナム発】洪水の影響で世界遺産も壊滅のおそれ

フィリピンで61人の犠牲者をだした台風メイファは、ベトナムにも大きな被害を及ぼした。洪水と地滑りによる家屋の崩壊などにより、少なくとも40人が死亡、42人が行方不明となっている。ベトナムでの集中豪雨は5つの州に及び、17万の家屋が浸水しているほか、27万人が緊急の援助を必要としているという。毎年7〜8つの熱帯暴風雨が襲うベトナムでは、昨年の秋には100人の水害犠牲者を記録した。1999年にユネスコの世界遺産に登録された古都ホイアンも、今回の台風の被害により崩壊に近い状態にあるという。
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■ 4 ■

【ベトナム発】皮取引がトラの生存を脅かす

世界中に生息するトラの数は20世紀に入ってからの約100年間で95%減少し、現在は約5000匹程度しか生存していないと思われる。トラの皮は高額で取引されるため、密猟があとを絶たないのだ。この状況に、ベトナム、ミャンマー、インド、ロシア、ネパール、中国、バングラディッシュ、北朝鮮は政府間フォーラムを開催し、 野生のトラの保護について論議した。フォーラムによるとトラの8つの種のうち既に3種が絶滅したという。ベトナムでは現在野生に生息するトラの数は150匹を切ったと考えられ、密猟の取り締まりの甘さが浮き彫りとなった。現在ベトナムはラオスやカンボジアといった隣接の国々への協力を求めている。
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 世界のエコニュース(行政編)は「World Environmental Policy News」から抜粋して お届けしています。


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