| 【2005年04月04日】
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【アメリカ発】「地球パス」購入プロジェクト高まる

ガソリン車を運転する人々に、クリーンエネルギーに投資する「地球パス」(TerraPass)を購入してもらうというプロジェクトが米ペンシルバニア州で広がっている。このプロジェクトは地元ワートン大学の教授と生徒40人の協力により、今年2月に始まったばかりだ。パスの売上を風力発電、バイオマス発電といった再生エネルギーの計画開発にあてることで、ガソリン車を利用するドライバーの罪悪感を埋め合わせるというもの。地球パスは年会費制で、会費はハイブリッド車で3千円、大型車が5千円、ガソリンを多く使うRV車で8千円程度だ。地球パスの売上の一部は、企業の無公害・低公害車を製造するプロジェクトに回される。地球パスの購入者は、フロントガラスに貼る地球パス購入証明シールと、バンパーに貼るシールがもらえる。同様に一般消費者が石油燃料の利用を相殺するプロジェクトは他でも行われており、オレゴン州の旅行会社は、利用客が、クリーンエネルギーのプロジェクトに投資する1200円程度の相殺金を旅行予約時に購入するシステムをとっている。
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【アメリカ発】飲み水の不足をNASAの技術が解決

インドネシアの津波では飲み水に海水が混ざり、イラクでは戦争で死んだ動物が井戸に捨てられ、井戸水が飲めなくなるなどして、世界各地で安全な飲み水の不足が問題になっている。安全な水を購入しやすい価格で被害にあった人々に供給するため、NASAで開発された、水をリサイクルする機械が注目を集めている。機械はもともと、宇宙飛行士の長期の宇宙空間滞在を目的として開発されてきたもので、宇宙飛行士の汗、呼吸、尿を純粋な水にリサイクルすることが出来る。ミネラルウォーター自体が1ガロン(3.78リットル)で約150円する上、それを宇宙まで搬送するコストがあまりに高くつくため、こうしたリサイクル方法が開発されたのが最初だ。水をリサイクルする機械自体の価格は300万円程度だが、機械を使うことで、同じ1ガロンの飲み水を3円以下で作ることが出来る。宇宙での実用化は数年先になりそうだが、地球上では半年後の実用化の目処が立っている。汚れた井戸水等を飲用水にリサイクルできるこの機械をトレーラーに搭載して世界各地を周り、イラクや東南アジアのように人的災害、天然災害により飲み水の不足に悩む国の人々を救済できるようになりそうだ。
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【アメリカ発】無毒性の新農薬がアメリカで承認を受ける

農作物や芝生に大きな害を及ぼす真菌を退治できる無毒性の農薬2種類を、米アイダホ大学と中小バイオテク企業が開発し、米環境保護庁の正式な承認を受けた。この農薬は、アマニという植物の根に生息するバクテリアを利用したものだ。バクテリアは植物の根にコロニー(集落郡)を形成し、植物の根を攻撃する真菌に対して、抗菌作用を発揮し、真菌を退治する。農薬は「Actinobate
SP」という名称で販売されることになった。この製品を開発したナチュラル産業社(Natural Industries)は、製品の開発には約5年の月日と、約5000万円のコストがかかったというが、今回環境保護庁の承認を受け、販売が開始されることで、ようやくその努力も報われそうだ。開発に関わったアイダホ大学のクロフォード博士は、ヤマヨモギという植物にも似たような天然の抗菌作用があるとして、現在新たに開発を進めている。
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【FOA発】FAOが水産資源の枯渇を警告

国連食糧農業機関(FAO)は、2年毎に発表される水産資源に関する報告書の中で、水産資源が世界的に減少しており、世界の魚種の4分の1が過剰に乱獲されていることを指摘した。報告書は、50カ国以上の代表を集めてローマで開催される漁業・農業に関する国際会議と時期を同じくして公表されたもので、カタクチイワシやマアジといった、人々に馴染みのある魚種が乱獲されていることを伝えている。水産資源が枯渇する一方で、世界的な魚類の消費量は2015年までに22%以上増加すると見られており、報告書では水産資源の緊急な回復を訴えている。FAOは特に北東大西洋、黒海、太平洋南東部などの地域での水産資源の回復が必要と指摘している。
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世界のエコニュース(行政編)は「World Environmental Policy News」から抜粋して お届けしています。
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