| 【2005年11月28日】
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【アメリカ発】スモッグが最もひどいのはロサンジェルス

ロサンジェルスは大気汚染対策を講じてきたにも関わらず、国内で最もスモッグがひどい都市であるとEPAが発表した。大気汚染自体は改善されてきているが、それでもスモッグは最下位という結果に終わった。ロサンジェルス一帯では今年、EPAの基準値を超えるスモッグが84日間観測され、2005年米国で最もスモッグがひどい地域となった。スモッグのシーズンは5月〜9月に限られているため、84日が最終結果となる。ただ、オゾン層保護については、比較的簡単なものはすでに対応済みであり、今後の対策には課題が残る。EPAは今年からスモッグの計測方法を変更したが、従来の方法であればヒューストンがロサンジェルスを抜いて大気汚染第1位の都市となる。スモッグはひどいが大気は以前に比べて大分浄化された。ロサンジェルスでEPA基準値を超える大気汚染が観測された日数は1976年には1年の半分以上だったが、2003年は120日、2004年には90日と確実に成績を上げている。
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【オランダ発】ハリケーン・カトリーナの被害に学び、水害対策を再検討

国土の大半が海面下にあるオランダでは、今年米国ニューオリンズ州を襲ったハリケーン・カトリーナの被害を目のあたりにし、水害対策を再検討している。オランダでは1800人もの死者が出た1953年の大洪水の経験をもとに、国内の堤防や防壁を再構築するデルタ・プロジェクトを開始、50年もの年月をかけて2003年にプロジェクトが完了したばかりであった。しかしハリケーン・カトリーナの例にみられるように、近年の気候変動で水害の規模も大きくなってきているため、これまで以上の対策が求められる。オランダはすでに国家予算の1%にあたる12億ドル(1400億円)を堤防、水門、水車等の維持および改善にあてている。また、水の浸入を防ぐだけでなく、大規模な水害が発生した際に国土全体がスポンジのようになって水をうまく吸収できるよう、小さな川や運河を大河川とつなげる工事も行われている。
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【アメリカ発】地球誕生初期、既に地殻存在を物語る結晶発見

オーストラリアの古代鉱床から、地球誕生直後に生成されたと考えられている小さなジルコンの結晶が採掘された。この結晶を調査したコロラド大学の研究者らは、「地球は従来の定説よりもはるかに早く、生命を存在させる地殻をそなえていた」とする説を「サイエンス」誌に報告している。研究チームよれば、ジルコン結晶と共に発掘された岩石の成分が、地殻が形成される温度で生成されていることを示していると共に水の存在を立証してという。この発見により、地球の誕生から数億年のうちに地球は生命を育むために必要な水、エネルギー、有機物などを有していた証拠であるとしているのだ。また、星の誕生後、早い時期にそのような環境が整うのであれば、生命体の誕生は考えられているよりもずっと容易で、もしそうならば、地球以外にもそのような生命の生在する惑星の存在もありうるはずだという。既に研究グループは、2001年に43億年前の地球に水が存在したという証拠を報告しており、地球の地殻や海洋や空気はかなり初期から存在し、地球はかなり早い段階で生命の存在が可能と主張している。今回の発見で、研究グループは「かなりの地殻が地球誕生から最初の1億年以内に出来上がった」と話している。
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【ヴェトナム発】新種の鳥インフルエンザウィルス見つかる

ホー・チ・ミン市動物健康センターは、家禽(かきん)の鳥インフルエンザウィルスの中に、H3やH4のサブタイプ(亜種)が存在していると報告している。Aタイプ・インフルエンザウィルスはヒトの他、鳥インフルエンザウィルスを含み、ウィルス表面のたんぱく質の種類によってHとNの種類にさらにクラス分けされている。Hとはウィルスがターゲットの細胞に付着侵入し、ウィルスを増殖させる因子。対するNとはターゲットの動物細胞に増殖させたウィルス自身を細胞外に放出させる因子である。今のところ16のH亜種と9つのNタイプが確認されており、ヒトインフルエンザウィルスはH1N1やH2N2、そしてH3N2型が一般的だが、鳥インフルエンザウィルスのサブタイプであるH5やH7タイプはヒトへも感染する。ヴェトナムの国営メディアは新種のウィルスはH3N4型とH4N5型と発表しているが、対する研究者たちの懸念は、これら新種のウィルスが従来のH5N1型鳥インフルエンザウィルスと遺伝子交換し、今まで以上に伝染しやすく、致死率の高いウィルスが誕生することであるとしている。
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今回、世界のエコニュースは、
「World Environmental Policy News」から抜粋してお届けしています。
※略称解説
▼EPA[U.S. Environmental
Protection Agency]:米国環境保護局>>>
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