| 【2005年11月26日】
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【オーストラリア発】クリスマスは環境対して有害?

オーストラリア環境保全基金は「クリスマスの影なるコスト」と銘打った報告書をまとめた。これは、クリスマスシーズン中に費やされる本や衣類、酒類、電化製品、菓子類などの生産に伴う環境への影響を計算したもの。結果、クリスマスは環境に対して有害であるという見解を明らかにしている。具体的には、去年のクリスマス、オーストラリアでは11億USドルの衣類が消費されたが、これだけの衣類を生産するには50万ヘクタール以上の土地が必要だという。またクリスマスシーズン中に消費されたビールやワインを生産する過程では、大麦や葡萄など原料の生産過程もふくめてオリンピックの競技用プール4万2000杯分を満たすだけの水が消費されたという。同様にDVDプレーヤーやコーヒーメーカーなどのギフトの生産には78万トンの温室効果ガスを生み出し、たった1箱30A$(オーストラリアドル)のチョコレートやキャンディーでさえ、生産過程では約20キログラムの天然材料と940リットルの水が消費されているとしている。こうしたことをふまえ「我々はクリスマスプレゼントを環境への負担の少ないレジャー施設のチケットやチャリティーへの寄付金にするなどして、クリスマスによる環境への負担を軽減化することができるはずだ」とオーストラリア環境保全基金は訴えている。
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【イギリス発】捨てられるクリスマスプレゼントとしてのペットたち

昨年のクリスマスの後(12月23日〜1月6日)に捨てられたペットについて、王立動物虐待防止協会は530のケースを調査した。結果、動物をクリスマスプレゼントとして与えるべきではないとクリスマスに合わせて訴えている。調査によると、ペットを捨てた理由の中には「その猫は新しいカーペットにマッチしなかった」「私の犬は新しいソファーと調和しなかった」「その子猫は私の子供達と十分遊びたがらなかった」「尾を振った時に、私の足をひっかいた」などというものが含まれていたという。「このようなコメントは動物を飼うことに対する責任や義務感の完全な欠如を表している。王立動物虐待防止協会は常にペットを飼おうとする人は、その動物が死ぬまでの間、世話をする義務や必要経費を真剣に考えるべきだと説得している」と話す。しかしながら、王立動物虐待防止協会は今月の12日までに早くも、492件の捨てられた動物に関連する電話を受けているという。
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【パキスタン発】地震地帯で減少し続ける森

パキスタン地震の影響を受けた地域で今、木材の伐採が問題になっている。これは、ヒマラヤ地域の厳しい冬をやり過ごすため、地元の山村民が近隣の森を伐採し続けているのが原因。この状況に対し、環境保護論者などが懸念を強めている。パキスタン地震はマグニチュード7.6で死者7万3000人以上。これほどの惨事を引き起こした原因は、樹木の無い地域で起こった地すべりだったという。もっとも被害の大きかったパキスタンのカシミール地域は、スギ材の伐採と鉱業を主な産業。山の木を切り倒し、山を爆破して産業を成り立たせていた地域であったため、このような事態になったのではと言われている。事実、樹木でおおわれた斜面はこのとき無傷のままであったという。環境保護論者などは、この事態を打開するため、村に保護委員会を設立し、地元住民に森林が地震被害を食い止めることを訴えるとともに、樹木伐採を続けさせないよう、地震で失った家などを再建できるよう、波板鉄板シートの配布などを始めている。しかしながら、このような対策では、根本的な改善は見込めず、保護委員会では、世界からの援助を強く求めている。
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【アラスカ発】迫る火山噴火に危機感、備えを訴える

アラスカ火山観測所は、アンカレッジの南西にあるクック入り江にあるアウグスチヌス火山が、噴火する恐れがあることを先週、明らかにした。もし、噴火すれば、火山灰は4万フィート上空に達し、噴火による地震活動で、津波を引き起こすと危機感を訴えている。アウグスチヌス火山は実際に、1883年、高さ20フィートの津波を起こし、Native
Alutiiq村に打撃を与えている。ちなみに、アウグスチヌス火山はアラスカでもっとも活発な活火山の1つ。もし、噴火が始まれば、沈静化するまでに何ヵ月にかかるという。
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今回、世界のエコニュースは、
「World Environmental Policy News」から抜粋してお届けしています。
※略称解説
▼EPA[U.S.
Environmental Protection Agency]:米国環境保護局
▼WWF[World
Wide Fund for Nature]:世界自然保護基金
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