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【2006年05月29日】

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【エルサルバドル発】コーヒー豆の価格下落で森林面積減少

エルサルバドルでは、コーヒー豆の国際価格の急落で農園を手放す農家が相次ぎ、コーヒーの木とともに、コーヒーを日陰栽培するために作られた森林が急速に姿を消している。エルサルバドルは既に原生林の殆どを既に失っており、現在残っているのはコーヒーの木とそれを覆う森林のみで、その森林が国土の森林面積の75%を占める。2001年〜2004年の間に、エルサルバドルでは2万ヘクタール以上の、森に覆われたコーヒー農地を失った。コーヒー豆はエルサルバドルの主要な農産輸出品で、2004年〜2005年には国全体で60キロ入りの豆を130万袋輸出したが、価格下落のため、1.6億ドル(180億円)程度にしかならなかった。コーヒー農園での雇用も減少し、以前は16万人が農園で働いていたが、現在は9万人が直接雇用されているのみだ。コーヒー豆の記録的な下落により農園を手放し、土地を都市化のために譲渡するケースもみられる。
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■ 2 ■

【アメリカ発】出版大手ランダムハウス、再生紙使用率を大幅引き上げ

アメリカの出版業界で13%のシェアを占める出版社大手ランダムハウスが、コーティングしていない紙質の出版物に使う再生紙の割合を現在の3%未満から2010年までに30%以上に大幅に引き上げると発表した。料理や芸術関連の本などコーティングのある紙質では2008年までに10%を再生紙とする。ランダムハウス社によるとこの取り組みにより2010年には年間55万本の木を切らないで済むという。再生紙を使う取り組みは既に米国内の中小規模の出版社100社前後が行っているが、ランダムハウスのような大手出版社がアクションを取るのは今回が初めてだ。再生紙の割合を引き上げることによりランダムハウス社のコストは数億円に上るとみられる。
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■ 3 ■

【アメリカ発】地球温暖化が先か、温室効果ガスが先か

いままで地球温暖化は、温室効果ガスが増大することで促進されると考えられてきたが、現在、研究者たちはむしろ、地球温暖化が温室効果ガスの放出を促進し、地球の温暖化は温室効果ガスの削減速度よりも速いスピードで進行してゆくという見方を強めている。NASAの報告によると、過去100年間での気温上昇が華氏1.44度だったのに対し、現在から過去30年間の間だけで地球平均気温が華氏1.08度上昇したことから、ごく最近の急激な温暖化が指摘されている。また、学術誌「Geophysical Research Letters」に記載されたヨーロッパの研究チームによる発表の中でも、現状の推測に自然による二酸化炭素循環のフィードバックは加算されていないため、現実には今後100年の温暖化は、これまでの計算よりも15%〜78%強く現れるだろうと予測している。
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■ 4 ■

【ドイツ発】インド代表、地球温暖化の前に貧困の撲滅を求める

先週、ドイツのボンで189カ国が集って行われた「国連気候会談」において、インド代表は「豊かな国は、化石燃料による温暖化効果ガスの削減に先陣を切ってゆくべきだが、例えば国民の35%が1日1ドル以下の生活をしているインドにおいては貧困を駆逐することこそまずは注力するべき課題だ」とスピーチした。これに対して環境保護主義者たちは「明確な焦点が定まることのない、おしゃべり会談に過ぎない」と、各国のスピーチの自由奔放的傾向に失望の色を隠さなかった。南アフリカでは、カラハリ砂漠の拡大化を危惧し、発展途上国での二酸化炭素放出に歯止めをかけるためにポジティブ・インセンティブの導入を主張したが、アメリカの気象に関する交渉代表者はアメリカが京都議定書に批准するきらいは無いことを繰り返した。またEUは、地球温暖化に対して、京都議定書に賛同する国々だけの努力では問題の解決は難しく、この先数十年にかけての世界的な協力が不可欠との声明を発表している。結果として、今回の会談の一環として、京都議定書の擁護国は議定書以降の対策について今会議とは別に話し合うこととなっている。
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●上記のニュースは…
Environmental News Network」から情報提供を受けて作成しています。


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