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07/6/05

千年後にも残る「鎮守の森」づくり

植樹の様子

植樹の様子

6月3日、神奈川県秦野市の出雲大社相模分祠で、千年後にも残る杜づくり目指した植樹祭、「秦野千年の杜植樹祭〜出雲大社相模から」が開催された (主催:千年の杜をつくる会、共催:出雲大社相模分祠、毎日新聞社)。
今回の植樹は、横浜国立大学名誉教授と(財)地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長を務める宮脇昭氏の指導のもと、「宮脇方式」により、神社が取得した約3000㎡の土地に、約1万2千本の木を植えるというもの。
「宮脇方式」とは、宮脇氏が提唱、実践している植樹法で、「潜在自然植生」という考え方に基づき、植樹地に最も合った主木のほか、高木、亜高木、低木など、多種類の苗木を1㎡に3〜4本の割合で混植するもの。地域の神社で採取したドングリなどからポットで苗を育て、市民参加により植樹するのが特徴になっている。この方式によって植林した場所は、やがて木々が競り合って生長し、2〜3年たつと人間の管理がいらない森になるという。
今回は、シラカシ、ウラジロガシ、アラカシ、シイノキ、タブノキなどを中心に、55種類、約2万本の苗木を植えることになった。
植樹には、約1700人の一般参加者のほか、神奈川県知事、秦野市長、安治川親方(元横綱・旭富士)、芝田山親方(元横綱・大乃国)、安治川部屋の関取で安馬関、安美錦関、安壮富士関らが参加した。植樹後には、地元の農家が無償提供してくれた稲わらを苗の根本に敷き詰め、荒縄で抑えた。
なお、今後、毎月第三日曜には、雑草取りを行って苗の生育を助ける「千年の杜育樹祭」が開催されることになっており、第1回は7月15日を予定している。

※「潜在自然植生」=人間による影響がすべて停止したとき、その土地の立地や気候が支えられる植生のこと。

宮脇さん

宮脇さん

(取材:岩間 敏彦 / 写真:岩間 敏彦

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