エコニュース

07/8/02

地球環境とコーヒーの未来を探るシンポジウム開催!

 世界各国のバリスタチャンピオンが集う、国内最大級のコーヒー関連イベント「WBC2007&SCAJ2007」が731日から82日まで東京ビックサイトにて行われ、そのスペシャルプログラムとして『サステナブル・コーヒー・シンポジウム2007』が31日に開催された。

  サステナブル・コーヒーとは、人と環境にやさしいコーヒーのことを示し、オーガニックコーヒー、フェアトレードコーヒーをはじめ、環境保護を認証理念に持つシュードツリーコーヒーや、渡り鳥や熱帯雨林の保護に貢献するバードフレンドリーコーヒーなどが含まれる。今回のプログラムでは、そんなサステナブル・コーヒーに携わる7つの団体が集まり、理解を深めるという世界初の試みとなった。

 プログラムは、今シンポジウムの実行委員長を勤める上島珈琲株式会社川島良彰さんによる「コーヒーは数少ない日陰で育つ植物であり、換金作物でもある。つまり、私たちにとって環境的にも経済的にも良いパートナーになれるのではないか?」という基調講演からはじまり、コーヒーの栽培方法であるシェードグロウンについて、ホットスポットとコーヒー産地の関係性、コーヒー生産者や農園管理者への指導方法など、およそ3時間に渡って発表された。

 なかでも印象的だったのは、近年、サステナブル・コーヒーという言葉ばかりが先走り、コーヒー業界や消費者に正しい理解が得られていない…ということ。サステナブル・コーヒーと一括りに言っても、それぞれの商品にはそれぞれのコンセプトがある。まずはそれらを知り、販売者は賛同した商品について店頭に並べる。そうすることにより、高いから美味しいというブランドに頼ったコーヒーの選び方がなくなり、私たち消費者が味も社会性も自分好みのコーヒーに出会える様になるに違いない。

(取材:長瀬 みのり