4月13日(日)、東京・下北沢にあるライブハウス「440(four forty)」で「Quinka,with a yawn」のワンマンライブ「春の風」がおこなわれた。「主婦の方にも音楽を楽しんでもらうためにも、環境のためにも、もっと昼からのライブを増やしたい」というQuinkaさんの想いから、ライブは午後1時からのスタート。今回のライブの電力は、お台場・潮風公園にある太陽光発電施設の「ひだまり~な」のグリーン電力でまかなわれた。大きなイベントやライブ会場全体の取り組みとして普及しつつあるグリーン電力の使用だが、今回のようにアーティスト本人が、自分のライブでグリーン電力を導入するケースはまだまだめずらしい。
第1部では、パフォーマンスユニット「Ambivalent」による、フィリピンのセブ島に伝わる「お月様をのみこんだドラゴン」というおはなし影絵が上演された。まだ外が明るいうちに、劇がはじまるのを待っていると、まるで子どもの頃に戻ったような気分だ。
そしてライブが始まると、Quinkaさんのやわらかな声のコーラスと、弾む楽器のなんとも楽しい音色が会場を包んだ。今年1月にリリースされたアルバム「FIELD RECORDINGS」では、長野県の古民家を借りて、自然のなかで楽曲収録がおこなわれた。自然に溶け込む、彼女の優しい音楽はあたたかい。「当たり前だと思っていることに目を向けて、いろんなことに気づいてほしい」というQuinkaさん。ライブが終わって、外に出るといつもなら真っ暗なはずの空が、まだまだ明るい。なんだか不思議な感覚だが、素敵なライブを終えて、これから一日楽しいことが起きそうな予感がした。お昼のライブもいいものだ。
6月には、昨年末におこなわれたエコイベント「きこえる・シンポジウム」の第2弾に出演する予定だ。エコに興味のある人も、音楽に興味がある人も、一度足を運んでみてはいかがだろう。
- その他、出演ライブ・イベント情報は「Quinka,with a yawn」HP
http://www.quinka.info/
(取材:町田 佳子 )

