増産予定の大型リチウムイオン電池 手前より「LEV50」(セル)、「LEV50-4」
電気自動車にかかせないのが、大容量リチウムイオン電池だ。しかし、これまでに電気自動車に適した大容量電池の量産工場はなかった。
一方、電気自動車の実用化に向けて、新世代電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」による実証実験を電力会社などと行っている三菱自動車(株)は、(株)ジーエス・ユアサ パワーサプライ、三菱商事(株)とともに、株式会社 リチウムエナジージャパンを2007年12月に設立している。この会社は大型リチウムイオン電池の開発・製造・販売を行うために設立されものだ。
このたび、この(株)リチウムエナジージャパンは、滋賀県草津市内に新工場の用地・建屋を確保し、量産ラインの整備を開始した。
現地は(株)ジーエス・ユアサ パワーサプライが2008年7月に取得したもので、(株)リチウムエナジージャパンがこれを借り受けて、量産ラインとして整備する。2008年度中にすべての設備敷設~量産設備の試験稼働を完了させ、2009年度初頭より電気自動車用リチウムイオン電池「LEV50(セル容量 50Ah)」を年20万セル生産する計画だ。20万セルは、「i MiEV(アイ ミーブ)」の2000台分に相当する。
また、この工場で量産する大容量リチウムイオン電池は競合者が少ない上に、国内外からの引き合いが非常におう盛なため、量産開始後早期に5倍程度まで生産能力を上げる予定という。
岩間 敏彦(Writer)
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