エコニュース

08/9/03

カテゴリ:地球温暖化防止

マンハッタンが「風の島」に生まれ変わる!?

ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長の発言がアメリカで話題を呼んでいる。8月、ラスベガスで行われていた再生可能エネルギーの会議に出席した市長のこんな発言だ。

「100年以上も前のことになるが、ニューヨーク港にぴかぴかの巨大立像が立てられた。その後、その立像は我がアメリカ合衆国に自由の象徴として最大限の貢献をしてきた。だが今世紀に入って海外の石油に対する依存からその自由が犯されている。水平線に姿を現す自由の女神が、長旅を終えた新しい移民を歓迎するとともに、海上に立てられた風車の電力でトーチを輝かせ、彼らの未来を照らしてあげられたら、こんなに素晴らしいことはないだろう」

ブルームバーグ市長は記者会見で、洋上風車を自由の女神とともにニューヨークの象徴にする計画を発表した。それととともに、マンハッタンの摩天楼や橋の上に風車を設置する方向で企業や投資家との交渉に入っていると明かし、その計画が成功すれば10年以内にニューヨーク市の電力の10%を風力発電でまかなえると発言している。また、再生可能エネルギーの導入だけではなく、省エネの努力についても言及し、2017年までにニューヨークのビルのエネルギー消費を3割カットする目標も提示した。

すでに、ニューヨーク州でも再生可能エネルギーの買い取りを強化する条例を可決しており、ニューヨークが近い将来、風の街に生まれ変わることも夢ではなさそうだ。

上岡 裕(Writer)

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