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エネルギーテクノロジー

実用化が見えてきた色素増感太陽電池 CEATEC JAPAN 2009で公開


12cm角シースルーサブモジュール

総合印刷会社の日本写真印刷(NISSHA)と島根県産業技術センターは、色素増感太陽電池の事業化に向けた研究開発を共同で行い、耐久性およびデザイン性の高いサンプル製品の開発に成功した。同製品は、10月6日から幕張メッセで開催されるIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2009」で一般公開され、今後の商品化の可能性を探っていく。

色素増感太陽電池とは、色素を使って太陽光を電気エネルギーに変換する太陽電池のこと。現在主流であるシリコン系の太陽電池よりも安価な原材料で、印刷技術を用いて製造できる。また、光の入射角度や温度による影響を受けにくいなどの利点があり、次世代の太陽電池として、ソニーやTDK、太陽誘電などでも研究が進められている。

今回、開発された12cm角サブモジュールでは、従来の色素増感太陽電池の弱点だった耐久性の向上に成功。変換効率においても、アモルファスシリコン太陽電池に匹敵する6.7%を達成した。その他、半透明なシースルータイプのモジュールもあり、使用する色素の選択によりカラフルな太陽電池の製造が可能だという。

展示会では、窓ガラスやノートパソコン、アクセサリーなどに応用した太陽電池製品が多数並ぶ予定だ。これまでとは全くイメージを異にする太陽電池の新たな可能性を、ぜひ自身の目で確かめてほしい。

notepc.jpgネットブックパソコン(サンプル製品)

文:加藤 聡

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