生産者さんは“国産材&無垢の机”にどんな思いがあるんだろう?大野田小学校の机とイスの生産者である静岡県「天竜ウッドワーク」(http://www17.ocn.ne.jp/ ̄tenryu/)の梅林さんにお話を伺いました。
Q:国産材利用への思いは?
A:天竜川流域のヒノキを主材としています。地元産材を活用した物づくりということでこの机とイスを開発し、市内から県内、県外へと国産材利用の普及に取り組んでいます。

Q:使用された机の再生では何を行うんですか?
A:天板の表面を0.5〜1mmほど削ります。磨き直しは計4回ほどできますが、これは無垢材だからこそできること。出来上がりはほぼ新品同様です。
Q:メンテナンスはどのタイミングで行いますか?
A:夏休みや春休みを利用して新学期までに行います。天板は先生の指導があれば、子供達が自分で取り外せます。卒業した6年生が春休みに来て、キレイになって戻ってきた天板を新入生の為に組み立てる、こんなことを提案しています。

Q:無垢の机に対する思いをお聞かせください。
A:スチールの机になってから頑丈さだけが追求されてきました。子供達が乱暴をしても損傷のないようにと丈夫な机になる、すると子供達もさらに手荒になってくる。これではいたちごっこです。机が頑丈になればなるほど、「ものの傷み」がわからなくなるんですね。
6年間、自分の「無垢の机」とともに移動することで、ものを大事にする心が養われてきます。もちろん使い方次第で2-3年で使用できなくなることもありますが、そこから「ものを大切にする」という学習につながるのだと思います。
みんなが机を使っている間も木は育っていて、また新しい机が生まれます。地球環境の変わってきている今、地球にもやさしい循環型を、また森を守る一つの手立てとして、国産材を活用していきたいと思います。
