無垢の机とは、木本来のもつ特性を活かした、混じりけのない天然の木材でできた机です。思い浮かべるのは、“ナチュラル”“やさしい”といったイメージですが、「実際にはどんな机なんだろう?目で見て肌で感じたい!」という思いが増してきました。無垢の机探しの旅へと出発です。
全児童が国産ヒノキの無垢材で作られた机とイスを使用しているという、武蔵野市立大野田小学校へ武蔵野市教育委員会の武田さんのご案内のもと行ってきました。

校舎のあちらこちらに木の温もりを感じながら教室に到着。扉がなく、壁も仕切り程度といったオープンな空間です。そして、そこに並ぶ机とイスは想像以上に白っぽい色合いで、気持ちよい手触りに天板を撫でずにはいられません!

「こちらの木は、静岡県産のヒノキ材です。高さが調節できるので、一人の児童が入学から卒業まで同じ机を使用します。」
確かに1年生の教室では机の高さがほぼ同じでしたが、高学年になるにつれそれもバラバラ。高さの違いを見ていると、子供達がそこにいなくても、彼らの成長した姿が見えるようです。
「大野田小学校では平成17年の校舎改築にともない、木造校舎のもつ豊かな空間を考え、“本物”の木を使った無垢の机を取り入れることになりました。6年間使った机は天板を磨き直して、また1年生が使います。」
卒業生を見送り、キレイになって、また新入生を迎える - 春に行われる机の素敵なサイクルです。

無垢の机は節があったり傷つきやすかったりしますが、それぞれに個性があり、磨き直せば新しい面が現れます。目にやさしく、心地よい香りや手触り、耳障りな音は和らげてくれる・・・と五感への刺激や温もりもあります。
入学シーズンの春、気持ち新たに門出を迎える季節です。毎日向かう机だから
こそ、使うほどに味のでる木の机と出発してみませんか?
永いつきあいになりそうですよ。


