森を、地球を、子どもたちを守るため、 「木づかいの生活」を始めてみませんか!
日本の森林が危ない 世界中のあちこちから、大規模水害などの異常気象のニュースが届くようになりました。その原因の一つとして、いつも話題になるのが地球温暖化です。いよいよ地球温暖化が、その悪魔的な本性を見せ始めたのです。
地球温暖化を防ぐためには、私たちの省エネ努力などによる温室効果ガスの排出抑制と、森林などによるCO2の吸収・固定が必要不可欠です。しかし、日本の森林の4割にあたる人工林は、CO2の固定はおろか、崩壊の危機に瀕しているとさえ言われます。
元来、日本には三つの貯水池があると言われてきました。ダムや灌漑施設のほか、水田と森林がその貯水池にあたります。しかし、森林に起きた変化によって、バランスが大きく崩れ始めました。そのため、ちょっとした大雨でも土砂崩れや床上浸水がおこりやすくなっています。そこに追い打ちをかけるのが、地球温暖化による異常気象。まさに人災が人災を呼ぶという最悪のシナリオが現実のものとなってきました。
この地球温暖化を考えると、間伐などのケアを施した人工林と、そうでない人工林では最大で30%、平均で16%のCO2吸収量に差がある と言われます。そして、下草刈りや間伐などの森林整備に資金が回れば、森林が本来持っている保水力や土を保つ力が復活し、土砂崩れや洪水などの被害を未然に防いでくれるはずです。
それなのになぜ、日本の森に手が入らないのでしょう。
その大きな理由は、国産材が使われなくなったことです。戦後復興期、高度経済成長期にかけての木材需要の高まりが、昭和30年代から40年代にかけて人工林の大規模な造成につながりました。ところが、目前の木材需要の増大に対応するため、木材輸入の自由化も行われることになりました。その結果、円高基調の経済のなかで国産材は外材との熾烈なコスト競争にさらされます。それに追い打ちをかけるように、住宅の 洋風化、安定的な木材供給を求める大手メーカーの出現など、小規模な生産者によって構成される国産材業界に不利なトレンドが続きます、その結果、日本中のあちこちに、手の入らなくなった森林が生まれることになったのです。
森を、地球を、子どもたちを守るため、「木づかいの生活」を始めてみませんか!
日本では国産の木材があまり使われていません。このため、手入れが行き届かないスギ、ヒノキなどの人工林が増えています。植える、育てる、収穫する、上手に使うというサイクルが、C02をたっぷり吸収する元気な森をつくります。暮らしに国産材の製品をどんどん取り入れて森を育てるエコ活動。「木づかいの生活」が、これからの私たちの生活の基本です。
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