フライブルク地域のエコイベントやプロジェクトをメインに、ドイツ(EU)におけるの環境関連の新しい法制化などの最新情報を分かりやすくお伝えします。
-
2010.07.23
続きを読むドイツ、再生可能エネルギー100%への戦略
2010年6月23日、ドイツ連邦環境省からプレスリリースが届きました。2050年までに再生可能エネルギーのみによるエネルギー供給が可能かどうかを検証した新しい研究結果が出来上がり、それを公表するニュースでした。本来はみなさんにも一読していただきたいのですが、なんせドイツ語だけなので。あまり細かなことまではお伝えしきれませんが、さわりだけでも今回はブログでお話できればと思います。
-
2010.05.06
続きを読む
EXPO2010上海、グリーンシティ・フライブルクの展示いよいよ上海万博がはじまりました。1,000万人規模を誇る大都市上海が、人口22万人の小都市フライブルク市に対し、ここで行なわれている「Better City, Better Life」の事例を紹介してみないかと誘われてから、すでに2年、その後準備を重ねてきたフライブルク市の展示もすでにはじまっています。 この上海万博への展示については、地元では様々な議論が続けられてきました。最も大きな混乱は、行政が先導してこの万博進出プロジェクトを進めてきたのですが、その展示の目玉となるフライブルク市の中で最...
-
2010.01.17
続きを読むラインを越えて、夢のトラム
公共交通のルネッサンスといえば、近未来型のデザインのトラムでまちづくり「リデザイン」を行ったフランス・ストラスブールが有名です。このストラスブール市は、ライン川沿い、つまりドイツとの国境に位置しています。また、ストラスブール市は戦争によってもっとも翻弄された街の一つともいえるでしょう。神聖ローマ帝国から自由都市へ、フランス王国からドイツ帝国へ、そして2度の対戦で何度も国境が変っています。 路面電車が普及した20世紀初頭は、ストラスブールを含むアルザス地方はドイツの領土でした。最盛期にはストラスブ...
-
2009.12.22
続きを読むCOP15を終えて、ドイツ社会の反応
さて、大方の予定通りではありましたが、COP15は成果もなく終わりを告げました。人類の英知は、各国の経済的なエゴ、ひいては個人や企業の経済的なエゴよりも全く非力であったことが確認された会議でした。
-
2009.12.01
続きを読む日本に一ヶ月滞在して
10月末から11月末にかけて、日本に一ヶ月滞在していました。合計25回を超える講演活動をこなしてきたわけですが、その合間に面白い本をいくつか読むことができました。まずは、それらを紹介して今回のブログをはじめましょう。
-
2009.10.19
続きを読むドイツのソーラー(PV)事情と新政権のエネルギー政策
日本でも11月から中途半端な余剰電力の買取り制度がはじまりますが、今年からドイツでは太陽光発電(PV)を含むすべての再生可能エネルギーの固定買取り制度(フィードインタリフ:FIT)の大改正が行なわれています。このFIT改正の中でも一番注目されたのが、太陽光発電の買取り価格についてです。30kW出力までの小型のものについては、2008年度は46.75セント/kWh(約63円)で買取りされたいたのですが、より低価格化が可能だとして、買取り価格の下げ率をこれまでの毎年5%ではなく、8~10%に設定しました。今年は43.01セント(約58円)、来年度はおそらく39.14セント(約53円)になる予定です。
-
2009.09.16
続きを読むEUのエコデザイン規制のアレコレ
EU政令によって、一般照明における白熱電球の販売規制が9月1日からはじまっています。2012年までにすべての一般照明用の白熱電球の販売を禁止するための段階的な措置で、これは温室効果ガス削減のための一連のエコデザイン政令群の一環です。
-
2009.08.12
続きを読むドイツにおけるバーチャル・ウォーター(仮想水)
WWFがはじめて本格的なドイツのウォーター・フットプリントを調査し、この度公表されました。 http://www.wwf.de/fileadmin/fm-wwf/pdf_neu/wwf_studie_wasserfussabdruck.pdf 水道の蛇口から出てくる水の消費量は、家庭でも、産業用でも減少の一途を遂げている優等生のドイツですが、グローバル化、社会の嗜好の多様化でヴァーチャル・ウォーターと呼ばれる水のフットプリントは、膨大で、著しく増加しているため、緊急な対策が必要であると調査は警告...
-
2009.07.09
続きを読むサハラ砂漠からのエネルギー供給『DESERTEC』プロジェクト
私個人のブログで「サハラ砂漠からのソーラー電力」に関して記載したところ、そこそこの反響がありました。結構興味深い考察が可能な対象なので、EOLのブログで、少し腰を落ち着けた議論をしてみたいと思います。 http://blog.livedoor.jp/murakamiatsushi/archives/51285640.html まずは、この議論の対象となる『DESERTEC』と呼ばれるプロジェクトに関して概略を説明しましょう。というか私自身がここで説明しても繰り返しになるので、以下のアドレスでお調...
-
2009.06.22
続きを読むシェルの和解金、『石油を巡る戦争・太陽による平和』
5月末から6月12日までは日本に滞在し、講演活動をしていました。で、ドイツに戻ってから、ようやく昨日までに、その間に溜まった新聞・雑誌の山に目を通していたわけです。6月7日には、EU議会選挙とフライブルク市議会選挙がありましたから、見逃せない情報も多数ありました。 じゃあ、まずは、ドイツの選挙結果の傾向について。国民政党と呼ばれる保守党(CDU党)と社会民主党(SPD党)の2大政党制が戦後から続けられてきたドイツですが、いよいよ、崩壊に達した感があります。とりわけ自由主義・中道右派のFDP党の躍...
-
2009.06.20
続きを読むドイツの未来の都市交通(その3)
皆さんは道路がどのように予算を確保して造られてゆくのか知っていますか? 道路を新設したり、拡張する場合、ほとんど例外なく費用便益比(B/C)という数字のマジックで、その計画の妥当性が検証されます。検証されるというと聞えがよいですが、ようは「税金を投入した金額以上に社会的な見返りがありまっせ」という後ろ盾を作って、国交省などの建設関連のお役所は道路建設の予算を確保してゆくわけです。
-
2009.05.20
続きを読む
ドイツの未来の都市交通(その2)さて、シェアドスペース(Shared Space)に関して前回の続きを書きましょう。 ドイツ北部に位置するボーンテ市(ボームテ市)には、州道のクラス3という道路が自治体を貫いています。ボーンテ市は人口1.3万という小さな自治体ですが、住民の数と同じ数の車がその州道には毎日通過しています。また、近隣の自治体が工業団地を強化したため、この1.3万台/日の交通量のうち、トラックなど貨物車の割合は年々増加してゆき、またトラック自体の大きさも大型化してゆきました。現在のトラックの割合は全体の交通量の1割と...
-
2009.05.15
続きを読むドイツの未来の都市交通(その1)
さて、5月のドイツは通年も今年も、環境にやさしい交通関連の会議が目白押しです。先週は、ベルリンとヴュルツブルクに出かけて、3つの会議に参加してきましたので、その報告をしたいと思います。また視察も1件行いましたので、その内容も少し報告しましょう。新情報を仕入れすぎて、頭が少しパンクしている状態ですが・・・、整理して報告できるかな? ドイツの交通・建設・都市発展省(いわゆる国交省です)は、5月4、5日にかけて『アーバンモビリティ研究会議――政と学のダイアローグ(対話)』と題した大掛かりな会議を行いま...
-
2009.04.10
続きを読むドイツのこれは真似をしてはいけない!
昨日の新聞報道を見て驚きました。「あちゃー」という感想が第一です。 新聞各社の報道によると、経済産業省は、エコカーの買い替え奨励金(補助金)を総額3700億円、省エネ家電のエコポイント還元金(補助金)として総額2700億円を09年度の補正予算案に新経済対策として盛り込むそうです。補正予算の総額は15兆円規模という想像もつかない「とてつもない金額」ですから、上述の数千億円の話でガタガタ言っても仕方がないのでしょうが、まあそれにもめげず、今回のレポートでは、この補助金の話をしてみたいと思います。
-
2009.01.13
続きを読む民主主義を大きくしよう――投票権を16歳からにする理由
ドイツではこの年末から新年にかけて、既視感(デジャヴュ)でないかと錯覚するほど、すでに見たことがあるような同じ内容の新聞報道が繰り返されています。ロシアの天然ガス、イスラエルの侵攻、そして金融危機関連がそれで、数字や表現は違えど、同じところの堂々巡りです。人間の本質って懲りないところにあるんでしょうね。これに輪をかけて、もう1つ繰り返しの報道が今週から激しくなってきました。今週の日曜日、1月18日にフランクフルトのあるヘッセン州の州議会選挙を控えての選挙報道です。
-
2009.01.01
続きを読む省エネ電球は環境に悪い?
皆さま、明けましておめでとうございます。当初、このブログをはじめたときから少し意図が変わってきていますが・・・今年も環境保護の難しい点を、できるかぎりドイツでのトピックスを交えながら整理してお伝えしてゆきたいと思います。 さて、前回告知しましたように、今回はドイツで12月に巻き上がりました「白熱電球VS省エネ電球(電球型蛍光灯)」に関する議論です。なかなか質が高くて面白い議論ですから、皆さん新年早々ではありますが、頭をフル回転させて一緒に考察してみましょうね。 ことの発端は2つの出来事からはじま...
-
2008.12.29
続きを読むヒートポンプ議論の決着!?
今回はドイツでのヒートポンプに関する話題の続きです。12月4日に、欧州で最大のソーラーエネルギーと次世代エネルギーの研究施設「フラウンフォーファー研究所ソーラーエネルギーシステム」がヒートポンプのフィールドテストの結果が取りまとまったとプレス記事が出ました。このフィールドテストでは、7つのヒートポンプのメーカーのもの合計70箇所で計測した結果を取りまとめたものです。
-
2008.12.12
続きを読むEU自動車産業の問題点とフィードインタリフ
EUでは現在、年末までに2012年までOR以降の気候温暖化対策を取りまとめた指針のパッケージを合意しようと交渉が続けられていますが、とりあえず乗用車の新車の部分では一定の決着がつけられました。まず、2012年までに全体の新車登録台数のうち65%の乗用車がCO2の排出量を137g/km以下に抑えようというのが合意されました(この値はエンジン性能で、そのうちの17g/kmは、追加としてタイヤやエアコンによる改善)。2013年には、この割合は75%となり、2014年に80%、2015年にようやく全車平均でこの値が目標とされることになりました。
-
2008.12.09
続きを読む経済危機と持続可能であるための明るいビジョン
金融危機以降、日本の閉塞感(と大手メディアは呼んでいますね)はすごいですね。講演会場でも、会う人、会う人が未来への危機感を募らせていらっしゃっいました。ただし、「明るい未来を想像する」というか「持続可能であるためのビジョン」を持つこと自体が、環境保護の場面では重要となってきます。ですから、暗いニュースばかりの新聞紙面というご時世ではありますが、私自身も何か信じられるビジョンを持ち続けて行きたいとも考えさせられました。
-
2008.11.01
続きを読むEUの車の燃費規制とドイツの自動車産業
『6月10日(火)』の新聞記事 前回のブログと同じようなテーマになるのですが、この日の新聞ではサルコジさんとメルケルさんの会談の果てに、EU内での販売される新車の平均的なCO2排出量が2012年までに110g/kmということに定まりました。燃料にバイオマスを利用する、環境性能の高いタイヤや燃費向上のためのドライブ・サポートシステムを導入することで10g/kmのおまけを認めることになりましたので、まあ実質は120g/kmというわけです。これは日本式の燃費に換算すると19km/L、結構厳しい値ですよ...
-
2008.10.24
続きを読む温暖化対策と金融不安
ここのところちょっと忙しく、更新が止ってしまっていました。理由は、ドイツの気候温暖化に関するレポートを仕上げたこと(http://www.eolways.jp/book/germanypackage/)、そして11月に帰国して全国各地で講演する準備に追われていたことです。 講演スケジュールや内容については>> http://murakamiatsushi.de/article_013.html 9月16日のブログでもお伝えしましたが、ドイツは今年の初夏に画期的な気候温暖化パッケージ(に含まれる法...
-
2008.09.16
続きを読むドイツ連邦議会が「気候保護パッケージ」を可決!
6月7日(土) ドイツ連邦議会は気候保護パッケージと呼ばれる大型の気候保護対策を可決しました。2020年までにCO2排出量で4割削減を目指すための、数限りない法案の改正、いくつかの重要な新法律の施行、そして助成・研究措置などへの財源がおおよそ出揃いました。ドイツは、この気候保護パッケージを世界最大の気候保護対策と自賛しています。 このパッケージを要約するならば「気候保護対策をエネルギー供給政策の最も重要な柱と位置づけ、持続可能なエネルギー供給社会(ソーラー社会)への変換への起爆剤」となります。数...
-
2008.09.04
続きを読む原子力発電所「クルスコ」での事故でEU全土に警報が
6月5日(木) EU全土で警報が鳴り響きました。スロベニアの原子力発電所「クルスコ」での事故がEUの緊急警報システムで通報されたためです。この事故そのものについて、そしてその後のスロベニア、クロアチアのまずい対応などについては、インターネット上でも各種のメディアが報道していますから、ここではあえて報告しません。今回は少し原子力発電所というものについてドイツにおける議論を記してみることにします。 今の日本社会では残念なことに「反原発」と名乗った段階で完全にメインストリームからはずされる烙印が押され...
-
2008.08.27
続きを読むダイムラーとポルシェの街が電動自転車の街に転身!?
6月3日(火) 私の住んでいるフライブルク市は、バーデン・ビュルテムベルク州に存在します。その州都といえばシュトゥットガルト(カタカナ表記は難しいですね)。ダイムラーとポルシェの街です。 EUにおいては都市空間の浮遊性粒子状物質の規制ができており、それに順じた国内法をドイツでも採用していますが、それが大都市ではなかなか達成できない。シュトゥットガルト市は、ドイツで最も成績の悪い街(いわゆるディーゼルなどの煤塵が多い、空気の汚い街)とも言われています。その理由は、もちろん自動車交通の多さにあるので...
-
2008.08.20
続きを読む世界の太陽光発電施設の設置量の47%がドイツに
さて、ドイツ・フライブルク・ニュースの続きです。 このニュースの説明:EUやドイツ、フライブルク地方において、新聞や雑誌、テレビなどで報道されて市民の口に上ったニュースの中から、環境に関連するような出来事を抜粋して、感想文的なものを日本の皆さまに紹介しようと思います。 でも、このために特別に取材をする暇もなく・・・まあ、ドイツの環境にまつわる四方山話のつもりで、気楽に読んでいただければ幸いです。 5月24日(土) 地元新聞Badische Zeitungが、ソーラー産業にまつわる記事を掲載してい...
-
2008.08.14
続きを読むクリーンディーゼルに吹く逆風
5月23日(金) Handelsblattという経済紙にドイツのディーゼル市場の推移と将来予測の記事が出ていました。日本と事情の異なる西ヨーロッパでは、ここ数年来、とりわけ2000年を節目に環境対策、燃費対策、コスト削減と言えば「クリーンディーゼル」が主流だったので、その模様と、衰退の予測を少しお伝えしましょう。 通常のガソリンエンジンよりも、軽油を燃料とするディーゼルエンジンのほうが、原理的に熱効率が高いことはご存知でしょうか? ですから、排ガスの洗浄と振動、騒音などの問題点を克服さえできれば...
-
2008.08.08
続きを読む2010年の上海万博にフライブルク市が登場
4月30日(水) 2010年の5月1日からは、上海万博が開催されます。そこでのテーマは〈Better City - Better Life〉。すると当然のようにフライブルク市が登場するというわけです。世界各国から合計40のベストプラクティスが万博会場では紹介される予定だそうですが、そのうちの一つにフライブルク市のGreen Cityコンセプト、とりわけ持続可能な開発を行った事例として、新興住宅地ヴォーバンの事例が展示されることに決まりました。 上海でのEXPO2010には合計7千万人(!)の入場...
-
2008.08.02
続きを読むドイツでのバイオディーゼル問題
4月21日(月) 以前に、ドイツでバイオエタノールのさらなる割合を増加させる際に問題が発生したことをお伝えしました。バイオ燃料推進を図っている連邦環境省、および環境大臣ガブリエルにとっては頭の痛い問題です。 3百万台の車に問題が発生するとして、バイオエタノール割合増加の中止というニュースが市民の頭から消え去っていないこの時点で、今回はバイオディーゼルの割合増加にも問題があるという報告がTÜVから発せられました。TÜVについての詳しくは、複雑な背景があるのでここでは説明しませんが、技術的な検査や規...
-
2008.07.25
続きを読むフライブルク市の市民予算
4月19日(土) フライブルク市においては、2007/2008年の予算案作成からは、『市民予算』と呼ばれる制度が導入されています。通常、間接民主主義制度を採用する自治体では、予算案を行政+首長側が作成し、それを議会で議論し、議会が採択、承認するという手順でお金の流れが決まるわけです。この流れの中に住民参加、いわゆる参加民主主義としてのエッセンスを取りいれたものが、市民予算と呼ばれるものです。 注:フライブルク市では、2年に1度、2年分の予算を作成している。もちろん予算案を作成しない年度も補正/追...
-
2008.07.17
続きを読む
ハンブルクで緑の党の連立政権が。。。さて、ドイツ・フライブルク・ニュースの続きです。 このニュースの説明:EUやドイツ、フライブルク地方において、新聞や雑誌、テレビなどで報道されて市民の口に上ったニュースの中から、環境に関連するような出来事を抜粋して、感想文的なものを日本の皆さまに紹介しようと思います。 でも、このために特別に取材をする暇もなく・・・まあ、ドイツの環境にまつわる四方山話のつもりで、気楽に読んでいただければ幸いです。 それから、この記事の日付けは、ドイツで実際にこのテーマが報道された日です。実際には私は当時のメモを見...
-
2008.07.14
続きを読む
ドイツ3大ニュース!4月12日(土) 今日は3つのニュースを報告。 その1。緑の党の顔であった、元外務大臣ヨシュカ・フィッシャーが60歳の誕生日を迎えました。彼の経歴などは、以下のウィキペディアなどのサイトで見てみてくださいね。面白いですから。 彼は68年世代といわれる強烈な時代背景を生き抜き、その時代から誕生した個性です(左翼のタクシーの運転手から、州のスニーカー大臣、そして連邦の外務相、副首相)。ドイツの環境保護シーンにとってみては、彼の良いところ、悪しきところ、いろいろ評価はありますが、彼抜きでドイツの環境保...
-
2008.06.16
続きを読む日本と欧州のニュース事情
4月8日(火) 昨日の新聞で、スペインで2人の若者が狂牛病(BSE)により死亡したというニュースが発表されました。大変気になったのでインターネットを検索してみると、ドイツ語や英語においては大々的な報道になっています。しかし、日本語ではそれほど大きく取り扱われていませんでした(2ちゃんねるやブログなどでは活発に引用されていましたが・・・)。なぜだろう? 日本の牛やアメリカの牛は絶対に大丈夫だという信頼から、興味が持たれなかったのでしょうか? それとも、「うすうす気付いている」不都合な真実には、当面...
-
2008.06.16
続きを読むバイオガス・トゥー・リキッド
4月3日(木) 昨日、環境省大臣であるジクマー・ガブリエル(SPD党)は、レギュラーガソリン/ハイオクガソリンへのバイオエタノールの混合割合をさらに増加させる予定の凍結を、検討していることが報道されました。 現在のドイツでは、レギュラーガソリンにはバイオ・エタノールが5%混入されています。これを通常はE5と表現します。EUは2020年までに、動力用の燃料市場において、販売ボリュームの10%をバイオマス由来の燃料にすることを参加国に義務付けていますので、ドイツでは今年、来年とこのバイオエタノールの...
-
2008.06.16
続きを読む『Die Welle』
3月20日(木) 『Die Welle』、早速観てきました。いやー、期待ほどではなかったですが、まあ、面白かったです。一見の価値ありの映画です。 http://www.welle.film.de/ 皆さんは、『The Third Wave』というアメリカで行われた社会実験、そしてそれに続く悲劇をご存知でしょうか? http://en.wikipedia.org/wiki/The_Third_Wave 1967年のPalo Altoにあるハイスクールでの歴史の授業中に、ある生徒が『ナチスの躍進とい...
-
2008.06.16
続きを読む「世界水の日」
3月17日(月) 3月22日に国連は「世界水の日」というプログラムを行いますが、それに先駆けてフライブルク市の上水道を供給している3セク「Badenova社」が、この地域の水資源に関する情報提供会を催しました。いつものことながら、日常の瑣末事に追われている私は、この会場に赴くことができませんでしたが、フライブルク市の日曜無料新聞『Der Sonntag』の記事とBadenova社のHPから、少しこの辺の事情や数字を拾って、皆さまに報告してみましょう。 https://www.badenova.d...
-
2008.06.16
続きを読む『Stromluecke』
3月16日(日) ドイツの電力業界では、新しいキャンペーンがはられるようになってきていると、過去のコラムで触れました。そのキャンペーンとは、その名も『Stromluecke』。PowerGabとでも英語になら訳せば良いのかな?『電力の隙間』という意味です。 これは原子力発電所の閉鎖が順次はじまり、石炭火力の増設もままならず、温暖化の影響で夏はますます暑くなり、雨も降らず、このため夏場に河川から冷却水の取得が難しくなり・・・といった発電事業者の悲鳴が誇張されて噴出してきたもので、ドイツ4大電力事業...
-
2008.06.16
続きを読む大型貨物船を凧の力で
3月15日(土) 今日のバーデン新聞に面白い記事が掲載されていました。Skysailsという企業が開発している大型貨物船を凧の力で牽引しようというプロジェクトのテスト結果です。 このプロジェクトは、海上を進行する大型貨物船に160平方メートルの大きさの凧を300メートルの高さまで上昇させ、その牽引力で貨物船のエンジンを補助してやろうというハイブリッド式のもので、風向きと船の進行方向、そして各種の条件が揃えば、エンジン出力の2割~最大5割を風力でまかなうことができるそうです。これによって節約される...
-
2008.06.16
続きを読むドイツ・カーシェアリング連盟より
さて、ドイツ・フライブルク・ニュースの続きです。 このニュースの説明:EUやドイツ、フライブルク地方において、新聞や雑誌、テレビなどで報道されて市民の口に上ったニュースの中から、環境に関連するような出来事を抜粋して、感想文的なものを日本の皆さまに紹介しようと思います。 でも、このために特別に取材をする暇もなく・・・まあ、ドイツの環境にまつわる四方山話のつもりで、気楽に読んでいただければ幸いです。 3月5日(水) ドイツ・カーシェアリング連盟から喜ばしいプレスが届きました。2007年度のドイツにお...
-
2008.06.16
続きを読むTransrapid
3月26日(水) 昨日、ドイツにおいてはTransrapid、つまりリニアモーターカーのプロジェクトが正式に凍結されることが建設交通省から発表されました。いやー、いろいろシュトイバー(バイエルン州の元知事で、CSU党の党首であった人物)が頑張ったわけですが、やっぱり採算の取れるような代物ではなかったわけですね。 ドイツのリニアはTransrapidという方式で、ご存知のように世界的なコンツェルン「シーメンス:Siemens」が作成しており、2006年の中国への売り込みでは日本勢を除して、ドイツ側...
-
2008.06.16
続きを読む
「ソーラーシティ・フライブルク」3月26日(水) 「ソーラーシティ・フライブルク」。この称号は2年前までは、誰にもはばかれることなく、大きな声で発することができました。ただし、現在は小さな声でしか言えないような状況になってしまっています。 まずは、PVと呼ばれる太陽光発電、そしてソーラー温水器(コレクター)の設置量を見てみましょう。 ドイツでは、ドイツ環境援助というNPO、それからSolarThemenというソーラー専門雑誌、さらにドイツ環境基金の援助によって、PVとソーラー・コレクターの設置量を自治体単位で集計し、規模や種類...
-
2008.06.16
続きを読む「ヴォーバン住宅地」
このニュースの説明:EUやドイツ、フライブルク地方において、新聞や雑誌、テレビなどで報道されて市民の口に上ったニュースの中から、環境に関連するような出来事を抜粋して、感想文的なものを日本の皆さまに紹介しようと思います。 でも、このために特別に取材をする暇もなく・・・まあ、ドイツの環境にまつわる四方山話のつもりで、気楽に読んでいただければ幸いです。 3月22日(土) フライブルク市には、持続可能な開発で成功し、世界的にも名が知られるようになった「ヴォーバン住宅地」があります。私は3年の調査を経て、...
-
2008.05.18
続きを読む人口ピラミッドと道路財源
2月29日(金) 2007年の出産統計が出てきました。 ドイツは長年日本と同じように少子化に苦しんできたのですが、 ようやく少し改善されて合計特殊出産率が1.4を超えました! 持続可能な社会を維持するためにはこの数字が2.1必要だと言われていますから、 まだまだ低いレベルではありますが、 まあ上昇傾向が続いているようですから、今後のドイツ人のお仕事の頑張りに期待しましょうか。 ちなみに日本は2005年が1.26、 2006年は団塊ジュニアの出産期のピークということで1.32、 そして2007年...
-
2008.05.15
続きを読む「電力危機」キャンペーン
2月28日(木) 以前このブログで、石炭発電のルネッサンスは到来しないことについて書きました。 さて、原子力発電も2023年までに順次閉鎖し、 地元産である石炭火力もダメとなった状況で、 ドイツの電力産業界は奥の手を使いはじめました。それは「電力危機」のキャンペーンです。 EUの規定によりドイツなど欧州では電力事業が完全に自由化とされていますが、 その熾烈な価格競争など自由化の流れの中で、 吸収・合併が繰り返され、最終的には巨大な電力事業者が4つ誕生しています。 これはドイツの消費者にとっては不...
-
2008.05.12
続きを読むカエルとお金のふか~い関係
2月27日(水) 今年も、例年のようにカエルの交尾と孵化の季節がやってきました。 フライブルク市内の小さな湖「ヴァルトゼー」には、 黒い森で冬眠を済ませたカエルやサラマンダーが子孫繁栄のためにやってきます。 そのために湖近くを走る道路は、通行禁止措置となり、周辺は迂回交通が徹底されます。 こうした60年代、70年代からはじまったヒキガエルを守る運動は、 現在の大きな流れの環境保護、 自然保護運動へと成長した根っこの部分ともいえる運動です。 毎年私も息子(小さかったときは娘も一緒に)を連れて、 こ...
-
2008.05.09
続きを読むハンブルク市/州で議会選挙
2月25日(月) 昨日はハンブルク市/州で議会選挙がありました。 得票率は、保守政党(CDU)は42.6%、中道左派(SPD)が34.1%、緑の党が9.6%、左党が6.4%、 そして自由民主党(FDP)が4.7%でした。 ここ最近のドイツの政治の傾向なのですが、 議会の過半数を取るための連立会派の組み立て方が非常に難しくなってきています。 これまでのドイツでは、保守政党(CDU/CSU)と自由民主党(FDP)で過半数を取るか、 あるいは中道左派(SPD)と緑の党で過半数を取るかという2つのうちの...
-
2008.05.05
続きを読む自然エネルギー界、日本の現状!
2月24日(日) フライブルク市の近郊にシュタウフェンという街があります。 その街である悲劇が発生しました。 環境のためを考慮して古い街並みの中心部にある市役所では、 市役所改装の際に地熱を利用した熱供給を行おうとしたのですが、 ボーリングを行った際に地盤変動を誘発してしまったのです。 そのため、市役所や近隣の住宅地の壁面には亀裂が入り、 それは日に日に大きくなっています。 現在は、誰がこの責任を取るのか?、市役所なのか?、施行業者なのか?、 それとも市役所から調査を委託されたコンサルなのか?、...
-
2008.05.02
続きを読むBioFach2008~ドイツでの有機無農薬食品~
さて、ドイツ・フライブルク・ニュースの続きです。 このニュースの説明:EUやドイツ、フライブルク地方において、新聞や雑誌、テレビなどで報道されて市民の口に上ったニュースの中から、環境に関連するような出来事を抜粋して、感想文的なものを日本の皆さまに紹介しようと思います。 でも、このために特別に取材をする暇もなく・・・まあ、ドイツの環境にまつわる四方山話のつもりで、気楽に読んでいただければ幸いです。 2月22日(金) 2月19日~24日までの期間に、ドイツのニュルンベルクという都市で、 有機無農薬食...
-
2008.04.28
続きを読む『建築・エネルギー・技術(GET Messe)』
2月18日(月) 今週末は、フライブルク市のメッセ会場を覗いてみました。 『建築・エネルギー・技術(GET Messe)』と名づけられた建物とエネルギーに関するメッセで、 今年が第1回目の開催です。 昨年まではフライブルク市では『インターソーラー』と呼ばれる 欧州最大のソーラーメッセが行われていたのですが、 ここ数年来にはじまったソーラーバブルともいえる ソーラー市場(とりわけPV発電)の拡大で、 人口22万都市の小さなメッセ会場では手狭になってしまい、 残念ながら会場が大都市のミュンヘンに移さ...
-
2008.04.23
続きを読むフライブルク市のエネルギー政策2/13
2月13日(水) 昨日、フライブルク市の環境担当のゲルダ・シュトゥーフリク副市長が 自身を持ってある数字を発表しました。 1992年比で、フライブルク市は2004/2005年度の段階で 温室効果ガスの排出量を7.3%削減することに成功したのです。 この間、人口は増大を続けていますから人口1人当たりに換算すると13%の削減です。 しかし、フライブルク市は2030年までに40%の削減を市議会決議していますから、 まだまだ温暖化対策の険しい道のりは続きそうです。 人口と経済の発展が継続して続いている自...
-
2008.04.13
続きを読む石炭火力発電のルネッサンスが到来する
2月12日(火) 最近ではドイツのメディアは興味深い記事を報道するようになってきています。 昨年までは、「石炭火力発電のルネッサンスが到来する」としきりに報道していたのですが、 今年に入ってからは、どうやらそんなことはありえないというトーンの報道です。 例えば、バーデン新聞の経済面を見てみましょう。 タイトルが強烈で、『石炭火力発電所の拡張計画は、すでにゴミ箱行き』というものです。 日本でも、原油価格の高騰、原子力発電の一連の運転停止などの理由から、 新しいクリーン・コールと呼ばれる石炭火力発電...
-
2008.03.23
続きを読む小さなスキー場
2月9日(土) バーデン新聞の週末マガジンには黒い森(シュヴァルツヴァルト)の 小さなスキー場の記事が掲載されていました。 ショルアッハという町のスキー場に、100年前、 Winterhalterさんが世界ではじめてスキーリフトを取り付けたのです。 つまり、スキー(滑降)というものが娯楽となったのは、この瞬間からというわけですね。 それまではなんせ自力で登っていたのですから。 そんな、なつかしの昔のスキーとリフトを巡る記事から、 今年はそのショルアッハ・スキー場で100周年の記念式典が行われると...
-
2008.03.23
続きを読むヒートポンプのフィールドテスト
2月4日(月) インターネットを検索してみると、ヒートポンプのフィールドテストの結果が掲載されていました。 ヒートポンプとは何かと言えば、エコキュートや冷蔵庫、 エアコンといえば日本では分かりやすいでしょうか。 つまり、電気を利用して冷却したり、 大気や地熱などの温度差を利用して投入する 電気エネルギー以上の熱エネルギー取り出す装置のことです。 詳しい仕組みはここでは説明しません。 このヒートポンプは日本では主にエアコンか給湯に利用されていますが、 欧州では主に暖房(セントラルヒーティング)に利...
-
2008.03.21
続きを読むスターリングでもってコージェネの時代
2月1日(金) 今日のバーデン新聞には面白いことが書いてありました。 環境保護者にとっては念願だったスターリング・エンジンを利用した 家庭用の小型コージェネレーションが、いよいよ量産されることになったのです。 スペインのMondragonグループが資金を提供し、 今年の春からMondragon Corporacion Cooperativa(MCC社)が大量生産の体制を整え、 秋から年間3万台(!)の生産を見込んでいるそうです。 このスターリング・エンジン+コージェネのライセンスは、 ニュージー...
-
2008.03.15
続きを読む40周年を迎える学生・社会運動の68年代を記録した展示会
1月31日(木) いつものようにバーデン新聞を広げると、 明日の金曜日から週末にかけて、 今年で40周年を迎える学生・社会運動の68年代を記録した展示会が開かれるということです。 場所はなんと市内を移動する路面電車の中。 一両編成の内装を当時を偲ぶ写真や展示物で飾り、 当時の記憶を多くの市民に呼び起こしてもらおうという趣旨です。 なぜこの週末が選ばれたのかというと、丁度40年前の2月1日から、 路面電車の運賃上昇を巡って市内で大々的なデモが行われ、 2,000人の市民が路面電車の交差する市街のポ...
-
2008.02.23
続きを読むルディー・ドュチュケとFDPの政策ソーシャル・リベラル
1月30日(水) 今日から40年前、 ドイツのフライブルク市ではその当時を象徴する歴史的な出来事が発生しました。 当時の社会といえば学生運動や社会運動が激化した1968年。 その時の連邦政府は、 国民的な2大政党である保守政党(CDU)と社会民主党(SPD)が大連立を組んでいて、 社会は停滞した閉塞感に悩まされていました。 日本よりも10年戦後の復興が早かったヨーロッパ諸国においては、 どこでも成長のドタバタが一息ついたという感じだったのです。 そんな中、全国的な政党で唯一の野党であった自由民主...
-
2008.02.23
続きを読む苗字と選挙戦
1月28日(月) 昨日はヘッセン州とニーダーザクセン州の州議会選挙が実施されました。 一番注目されたのは5年前に人気が急上昇して ヘッセン州をダントツの保守党(キリスト教民主同盟:CDU)のものにしたコッホ州知事が、 再選されるかどうかです。 私は月曜日の朝刊は、バーデン新聞とフランクフルター・ルントシャウ誌を読みました。 現職であったコッホさんは近年の彼に対する評価の(とりわけ政党内での)高まりを背景に、 治安維持や安全などをテーマに、悪質な少年犯罪の厳罰化、不法滞在、 あるいは犯罪外国人など...
-
2008.02.23
続きを読む風力発電の現状と『フィードインタリフ』制度
1月23日(水) ドイツ連邦風力発電連盟(略称BWE、www.wind-energie.de/)は、 2007年に新たに建設された風力発電の総出力は、 2006年度よりも25%減少したことを統計、発表しました。 大きな理由としてはいくつか挙げられますが、 陸上の風力発電の場合、すでに条件のよい場所には、ほぼ風車の建設が終わってしまっていること、 そして期待されている洋上風力発電の建設許可の見通しがまだまだ先になってしまっていること(2010年度からはじまる予定です)、 現在は風力発電に積極...
-
2008.02.23
続きを読むEU委員会気候保護プランに対する牽制
さて、このブログでは ドイツ・フライブルクのニュースを随時お伝えしようと思っていたのですが、 日常のあまりの忙しさに 小まめな更新ができていませんねえ。すみません。 ですから、逐次とは言わず、1ヵ月に一度程度は、 EUやドイツ、フライブルク地方において、 新聞や雑誌、テレビなどで報道されて市民の口に上ったニュースの中から、 環境に関連するような出来事を抜粋して、 感想文的なものを日本の皆さまに紹介しようと思います。 でも、このために特別に取材をする暇もなく・・・まあ、 ドイツの環境にまつわる四方...
-
2007.12.28
続きを読むドイツの健康法「クナイプ」――森と水と井戸端会議
今回はドイツの健康法について。でも、このお話に出てくるクナイプ療法というのは、ドイツでも時代とともに廃れてきているし、とくに若い人たちに支持されているわけではありません。クナイプ療法というものを知らないドイツ人も多かったりします。だから、「全部のドイツ人がこうしてる!」なんて誤解のないようにお願いしますね。 日本に限らずドイツにもいわゆる民間療法というものが多々あります。私の住むフライブルク市とその近郊は、黒い森の麓にあり、ここで盛んな民間療法といえば、やっぱり「クナイプ神父」のことを皆さんに紹...
-
2007.10.05
続きを読む
ヒデンゼーへの誘い――車のない楽園(その5:最終回)車のない楽園ヒデンゼー島では、幹線道路を自転車で移動し、残りはひたすら歩きます。こんな単純な行動が、非常に大きな楽しみとして味わうことができるのはなぜでしょうか。やはり車のある生活を考え直さなければならないことを象徴しているような気になりました。 島の中央部には、エリカの咲き乱れるハイデ(荒涼地帯)が広がっていました。ここは島最大の自然保護区です。 8月に訪れたということもあり、エリカは満開です。日本ではヒースと呼ばれるツツジ科の多様な花々が残されているのをみると、キリスト教徒ではなくても、多い...
-
2007.09.25
続きを読む
ヒデンゼーへの誘い――車のない楽園(その4)意外に知られていませんが、バルト海や北海には、数多くの小島が浮かんでいます。大陸の国ドイツと言えども、実は、結構な数の島を所有しているんです。そんな島の中には、昔から伝統的に自家用車を入れないカーフリー政策を採用してきた島々があります。ユイスト島などの東フリースラント諸島にもいくつかありますし、北海のヘルゴラント島ではドイツで唯一の道交法によって自転車の通行さえも禁止されています。これらのカーフリー規制は、繊細な小島の生態系に大きな人からの圧力を加えないため、そして昔ながらの観光地の伝統を守ると...
-
2007.09.13
続きを読む
ヒデンゼーへの誘い――車のない楽園(その3)ヒデンゼーのクロースターに到着しました。港には観光地らしくツーリスト・インフォメーションが整備されていますが、その屋根は、なんと葦でできています。 合掌造りの故郷、飛騨高山市出身の私は感激です。北海やバルト海の沿岸地方では、塩分の少ない河口、海辺や入江に大量の葦が生い茂っている地域があります。人間の考えることはみな同じ。オランダやドイツでも、古くから人びとは葦を屋根ふき材として利用してきたのです。ヒデンゼーの伝統的な建築様式は、瓦ではなく、葦の屋根で、この伝統は現在に至っても大切に保存されており...
-
2007.09.02
続きを読む
ヒデンゼーへの誘い――車のない楽園(その2)ヒデンゼー(Hiddensee)はドイツの最北東部、リューゲン島から数キロ離れたバルト海に浮かぶタツノオトシゴ形の細長い島です。ここは当時の旧東世界の一大保養地で、統一後の現在はメックレンブルク・フォアポメルン州に収まっています。このヒデンゼーを含む地域「シュトラルズント市・リューゲン島選挙区」からは、アンゲラ・メルケル女史が選出されています。ここはドイツ首相で物理学者のメルケルさんのお膝元なのです。 地図でヒデンゼーをご覧になってください。 大きな地図で見る 一方、私が住んでいるのはドイツの最...
-
2007.08.26
続きを読む
ヒデンゼーへの誘い――車のない楽園(その1)はじめまして、EOLのドイツ・フライブルク通信部担当(そんなのあったかな? ありましたよね、EOL代表・・・)の村上です。 このブログは、フライブルク・エコレポートという少しありふれたタイトルでもって、環境保護の分野で世界をリードしている自治体『フライブルク市』で行われているニュースをお伝えしていこうと思っています(これもありふれていますかねえ・・・)。 さらに! 思いきってドイツやEUで行われているニュースまで守備範囲を広げて、日本の皆様にお伝えできればとも私は思っているわけです。 とはいえ、...
環境先進国ドイツから最新のエコ情報を発信!
むらかみ あつし
ドイツ在住の日本人環境コンサルタント。理系出身
日本でゼネコン勤務を経て、環境問題を意識し、ドイツ・フライブルクへ留学
フライブルク地方市役所・建設局に勤務の後、フリーライターとしてドイツの環境施策を日本に紹介
南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚い
2002年からは、記事やコラム、本の執筆、環境視察のコーディネート、環境関連の調査・報告書の作成、通訳・翻訳、講演活動を続ける
専門分野:
1.環境に配慮した自治体の土地利用計画、交通計画、住宅地開発計画
2.自治体レベルのエネルギー政策、気候温暖化対策
オフィシャルサイト
フライブルクから地球環境を考える
〜村上 敦のエコ・エッセイ〜
http://blog.livedoor.jp/murakamiatsushi/
村上 敦の書籍
日本版グリーン・ニューディールへの提言
〜「フィードインタリフ思想」が
経済を活性化する〜
村上敦のフライブルク・エコレポート
最近の記事
- ドイツ、再生可能エネルギー100%への戦略 2010.07.23
-
EXPO2010上海、グリーンシティ・フライブルクの展示 2010.05.06 - ラインを越えて、夢のトラム 2010.01.17
- Bio
- BSE
- CDU
- COP
- COP15
- DESERTEC
- Die Welle
- E10
- EEG法
- FIT
- GAL
- InterSolar
- ITS
- LCA
- PV
- PV発電
- RPS法
- SPD
- Stromluecke
- The Third Wave
- は温室効果ガス削減
- アーバンモビリティ
- イプシランティ女史
- インターソーラー
- インフラ
- ウォーター・フットプリント
- エコカー
- エコカー減税
- エコキュート
- エコテスト誌
- エコデザイン規制
- エコポイント
- エコ・スクラップ・プレミアム
- エコ農家
- エネルギー
- エネルギー政策
- エミール・ゲット
- カエル
- カスケード利用
- カーシェアリング
- カーフリー・コンセプト
- カーフリー規制
- カーポートフリー
- カー・トゥー・ゴー
- キャップ&トレード
- クナイプ療法
- クリーンディーゼル
- クリーン・コール
- クルスコ
- クロースター
-
イオルインターナショナル普通の人の僕らができること世界に届けよう!希望の光【イオルインターナショナル】ウィッキーさんの国際貢献DEイングリッシュ@天王洲 JALビルJカレッジ【9月14日開催】 ご支援宜しくお願いします チャンドラ氏が、エコピープルに登場!
-
里山保全再生ネットワーク日本の里山応援団!週末マーマーズ倶楽部ピザ窯作り、その2 - 里山フォトブログ 週末マーマーズ倶楽部ピザ窯作り、その1 - 里山フォトブログ そば、千葉市の在来種「野呂在来」の播種8月28日 - 里山ネット新聞
-
おひさまスタイルハッピーなライフスタイルに出会えるブログマガジン檜原村報告:祝っていこ~ ローフードランチ♪:ほほえんで いこ〜 ♪ 祝島 3 ー棚田ー:ほほえんで いこ〜 ♪












