1月28日(月)
昨日はヘッセン州とニーダーザクセン州の州議会選挙が実施されました。
一番注目されたのは5年前に人気が急上昇して
ヘッセン州をダントツの保守党(キリスト教民主同盟:CDU)のものにしたコッホ州知事が、
再選されるかどうかです。
私は月曜日の朝刊は、バーデン新聞とフランクフルター・ルントシャウ誌を読みました。
現職であったコッホさんは近年の彼に対する評価の(とりわけ政党内での)高まりを背景に、
治安維持や安全などをテーマに、悪質な少年犯罪の厳罰化、不法滞在、
あるいは犯罪外国人などの取締りの強化といった保守層受けするはずの選挙活動を行いました。
しかし、テレビなどでの発言は失言に次ぐ失言で、選挙活動はことごとく裏目に出ました。
蓋を空けてみると歴史的な大敗、
好感度で急上昇を遂げたイプシランティ女史(ドイツ社会民主党:SPD)が大躍進を果たしました。
ローマ字文化で成長していない私にとって、とりわけ目をひき、興味を惹いたのは、
選挙戦を共同戦線で戦ったSPDと緑の党のそれぞれの党首候補の苗字です。
SPDの党首はYpsilantiといい、これはドイツ語の苗字ではなく、ギリシア語です。
緑の党の党首Al-Wazirは、ご想像の通りイスラム系の名前で、
ドイツ人とイエメン人のハーフだそうです。
それに対して伝統的で、とりわけドイツ語的な響きの苗字Koch(コッホ)が、
少し度が過ぎた排他的主張で外国人や移民に対してのより厳格な取締りを訴える。
こんなところも、案外選挙戦では大きな市民感情を左右したのかもしれませんね。
私にとっては、自然エネルギーの促進など、
より環境政策に力を入れていたマニフェストのSPDが勝利したことは喜ばしいことでした。
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