08/6/16

日本と欧州のニュース事情

4月8日(火)
昨日の新聞で、スペインで2人の若者が狂牛病(BSE)により死亡したというニュースが発表されました。大変気になったのでインターネットを検索してみると、ドイツ語や英語においては大々的な報道になっています。しかし、日本語ではそれほど大きく取り扱われていませんでした(2ちゃんねるやブログなどでは活発に引用されていましたが・・・)。なぜだろう? 日本の牛やアメリカの牛は絶対に大丈夫だという信頼から、興味が持たれなかったのでしょうか? それとも、「うすうす気付いている」不都合な真実には、当面は蓋をしておこうという心理が働くのでしょうか?
こうした欧米と日本とのニュース記事の取り扱いのスタンダードの違いは、スウェーデンで一昨年に発生した原発事故の報道の際にも感じました。ドイツの脱・脱原発の報道の際にもよく感じます。報道規制などというような代物ではないのでしょうが、日本のマスメディアの着目点が世界とは異なるのでしょうか、報道については、多言語を駆使するなどして、常に注意していたいものですよね。
注:日本語で「スペイン」「BSE」「2008年」などと検索するとマスメディアの報道が上位にはまったくヒットしません。ドイツ語や英語で検索すると新聞などのマスコミのサイトがヒットすることから、こうした疑問を感じたわけです。もし、同じGoogleでも日本語だけは検索の手法や表示のされ方が違うなどという技術的な問題をご存知の方があれば、お教え下さい。もし、そうした事情であれば、このコラムの私の疑念は、誤った認識に基づくものであるので・・・
PS.「スウェーデン」「原発事故」でも同じような現象がありました。私はたまたまこの事故の1週間後に、日本からの自然エネ関係者の視察を抱えていて、その方たちがこの事故を知らなかったので驚いたわけです。参考までに以下のサイトを:
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7166.html

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村上 敦(むらかみ あつし)

1971年生まれ。岐阜高専土木工学課を卒業後、ゼネコンに入社。東京湾埋立工事 などにおいての環境破壊の惨状に疑問を感じ、ドイツ・フライブルクへ留学。フライブルク大学独文科に在籍しつつ、ドイツの環境政治・行政を独学。...全文へ

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