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大型貨物船を凧の力で

3月15日(土)

今日のバーデン新聞に面白い記事が掲載されていました。Skysailsという企業が開発している大型貨物船を凧の力で牽引しようというプロジェクトのテスト結果です。
このプロジェクトは、海上を進行する大型貨物船に160平方メートルの大きさの凧を300メートルの高さまで上昇させ、その牽引力で貨物船のエンジンを補助してやろうというハイブリッド式のもので、風向きと船の進行方向、そして各種の条件が揃えば、エンジン出力の2割~最大5割を風力でまかなうことができるそうです。これによって節約される重油は大量で、1日で最大2.5トン、1,000ドル分以上の省エネが実現されるそうです。

こんなことを妄想する人がいることは理解できますが、それを真面目に実現しちゃうところがすごいですよね。この高性能でコンピューター制御されたハイテク凧は、現在300平方メートルの大きさのものが構想中で、新たな大型貨物船には標準装備となる日も近いとか。EUもこのプロジェクトにはかなりの公的資金を導入しているようなので、楽しみなプロジェクトではありますね。錬金術の核融合なんかに大金を払うよりは、こんなのに税金が投入されたほうが夢があり、役に立つと思うのは私だけでしょうかねえ。夢のある写真など、詳しくは、以下のサイトで:
http://www.skysails.info/

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村上 敦
村上 敦
むらかみ あつし

ドイツ在住の日本人環境コンサルタント。理系出身
日本でゼネコン勤務を経て、環境問題を意識し、ドイツ・フライブルクへ留学
フライブルク地方市役所・建設局に勤務の後、フリーライターとしてドイツの環境施策を日本に紹介
南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚い

2002年からは、記事やコラム、本の執筆、環境視察のコーディネート、環境関連の調査・報告書の作成、通訳・翻訳、講演活動を続ける

専門分野:
1.環境に配慮した自治体の土地利用計画、交通計画、住宅地開発計画
2.自治体レベルのエネルギー政策、気候温暖化対策

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