| 自然のふしぎ発見マガジン |
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スギ花粉はどう育つ? スギには雄花と雌花があります。この雄花が成長し始めるのが7月の初旬。この頃に暑い日が続くと、この雄花になる花芽がたくさんつくられます。雄花は夏から秋にけて成長し、その中で花粉がつくられていきます。そして、花粉が完成するのが10月中頃。小さな花びら1つで、40万〜60万個もの花粉がつくられ、春になり暖かさを増すと、雌花めがけて飛び出していきます。バレンタインデーのチョコレートが飛びかう時期から…というのも偶然ですね。 スギだけじゃない、花粉症の原因になる植物 花粉症というとスギ花粉だけが悪者にされていますが、実は、スギ花粉以外でも起こるのです。現在、日本で確認されているだけでも60種の花粉症があり、その数は今後も増え続けるだろうといわれています。たとえば、日本の人工林でスギの次に多いといわれるヒノキや、街路樹に多いイチョウ、ブタクサ、イネ科の植物なども花粉症の原因となります。
スギから飛び立った花粉は風に運ばれ、数十キロ、時には数百キロの旅をするといわれます。ですから、身近にスギの木がないといっても安心はできないわけです。そんな花粉から身を守るためには、外出から戻ったら上着をよくはらい、顔を洗い、うがいをする努力が必要となります。お風呂に入り、頭も洗っておくとよいでしょう。花粉症の症状が出た場合はマスクをし、帽子をかぶって、花粉を体内に入れないことがいちばん効果的です。
これまでも花粉症と大気汚染には深い関係があるといわれてきましたが、つい最 近、それを裏づけるさまざまな実験結果が発表されています。とくに問題となる
のは、ディーゼルエンジンが不完全燃焼したときに出る微粒子(びりゅうし)の 存在。これが原因で花粉症などのアレルギーが発症しやすくなることが、アメリ
カの科学者によって報告されています。東京は世界でいちばんトラックが多く走 る街。花粉症も、環境問題とは無縁ではないのですね。
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