| 自然のふしぎ発見マガジン |
![]() |
|
たくさんの足を持った怪物。だけど、どこかユーモラス。見る者にそんな印象をいだかせるのが、この鳴門の根上りマツです。このマツのように、地上に根が出てしまうことを「根上り」といい、砂地に生えたマツにはよく見られること。とくに、このマツの場合は、地表面から何と3mも根が上がっています。高さは25m、幹の周囲は2.5m〜3m。このようなマツが以前は8本ありましたが、台風の被害などで他はすべて枯れてしまいました。
高知県大豊町にある八坂神社の境内には、南大スギと北大スギという2本の巨木がならんで立っています。大きい方の南大スギは根回り20m、高さ60m、小さい方の北大スギは根回り16m、高さ55m。その両方とも、神社に生えている巨木としては日本最大といわれています。樹齢は1,000年を超え、古くはこの地域も「大杉村杉」と呼ばれ、多くの人に愛されました。山と森の多い高知。その高知を代表する木のひとつが、この「杉の大スギ」なのです。
西表島の古見(こみ)に生えるサキシマスオウノキは広く熱帯に分布する植物。そして、この木の特長は板根(ばんこん)と呼ばれる根を持つことです。この板根は地表から板状にはみ出した根で、大きいもので、高さ3m、長さ5mにもなります。その形はまっすぐなもの、曲がっているものなどいろいろ。土壌(どじょう)のやわらかい湿地で大きな植物をささえる役目をしていると考えられています。しかし、最近この板根を見るために多くの観光客が訪れ、湿地がふみ固められ、生育環境が悪化していることが伝えられています。
|
| [このサイトについて] [お問い合わせ] | www.eco-online.org
|
|