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がんばれ、日本のメダカたち

北海道をのぞく日本中の小川や田んぼでふつうに見ることのできたメダカ。そのメダカが、今、絶滅(ぜつめつ)しそうなほど少なくなっていることがわかりました。メダカが見られるのは4〜10月。春の小川はメダカを観察するのに最適です。もし、身近な小川にメダカがいたら、そっとのぞいて見てみましょう。

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illustration メダカの口は何で上を向いてるの?

メダカの顔をよく見ると、口が上向きについています。そのため、メダカは水面のえさをとるのがとても上手。ミジンコなどのプランクトン、イトミミズ、アカムシ(ユスリカの幼虫)、ボウフラなどを上手に食べます。でも逆に、水の底にいるものを食べる時は、逆立ちをしなければなりません。もし、水槽で飼う時は、パンやシラスなど人間の食べ物も口にしますから、その食べる姿を観察してみましょう。ただし、メダカは小食。エサのやりすぎには注意してください。



illustration メダカって、寒がりなの?

冬になって水温が13℃以下になると、メダカの動きはめっきりにぶってきます。でも、死んでしまうわけではありません。その年に生まれたメダカは、寒い冬を水の底でじっとして過ごすのです。やがて春がきて水がぬるんでくると、水面近くに来て元気よく泳ぎ始めます。メダカには、自分と同じ大きさくらいのものを仲間と考え、近づいていく習性があります。こうして集まって「メダカの学校」が生まれるのです。



illustration とっても早起き、メダカの産卵

メダカは、4月〜10月初めごろまで産卵します。産卵をする時間はとても朝早く、日の出前にスタートします。まず、メダカのオスがメスを追いかけ始めます。オスがメスに追いつくと、短い間ならんで泳ぎ、からだをふれあいます。これを何回かくり返した後、水草のあちこちに、メスが少しずつ卵を産みつけるのです。産卵が終わるのは朝の8時ごろ。メダカってとても早起きなんですね。




illustration 赤ちゃんメダカも、あっという間に大人に

水草に産みつけられた卵は、8〜12日くらいでふ化します。生まれたての赤ちゃんは体長が4〜5mmで、数日間はおなかに残っている卵黄の栄養で育ちます。その栄養を使いはたすと、小さな口でプランクトンや藻を食べるようになります。1ヶ月くらいたつと、体も1cm くらいの大きさになり、背、尾、尻ヒレなどもしっかりしてきて、メダカらしくなってきます。そして、生まれてわずか3ヶ月で、子どもだってつくれる立派な大人に成長してしまうのです。


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