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春の自然を見てみよう! がんばれ、日本のメダカたち
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かわいいメダカも、なわばり争い
小川や池などの広々とした環境では、なかまと仲良く泳いでいるメダカですが、小川のせまい所に閉じこめられたり、小さな水そうでたくさんのメダカと一緒に飼われたりすると、なわばりをつくり始めるメダカが現われ、そのなわばりを競ってケンカをくり返したりします。体は小さなメダカですが、ゆったりとした自然の環境が必要なんですね。
小さいだけに、敵もたくさん
とても小さなメダカのこと。より大きな動物にいつもねらわれます。水の外ではサギなどの鳥が、また、水の中ではヤゴ、ザリガニ、タイコウチ、ミズカマキリ、ナマズなどがメダカの天敵です。さらに、自分より大きなメダカがおそいかかってくる危険も!
でも、そんなメダカだって生きていくために、ほかの小さな生き物を食べているというわけ。このような食物連鎖(れんさ)が自然界のおきてなのです。
遠い海をわたって来た日本のメダカ
日本にすんでいる「ニホンメダカ」の仲間は、インド、タイ、中国など、東アジアの広い地域に分布しています。大人になっても体長が2〜4cmという点では、ニホンのメダカと同じですが、これらのほとんどは熱帯魚。このように、現在のメダカの先祖はもともと海で生活をしていたものが、海をわたって広がっていったのです。ニホンのメダカには塩分に強いという性質がありますが、これはその頃のなごりなのです。
日本のメダカたちを守ろう
今や日本のほとんどの地域で見かけることのできなくなったメダカ。環境庁が発表した「絶滅の恐れのある生き物リスト(レッドデータブック)」にのるほど数が減っています。メダカは、日当たりがよくて流れのゆるやかな小川や池、田んぼなどいたる所で泳いでいましたが、田んぼが減り、コンクリートで川がおおわれ、住める場所も、エサになるプランクトンもなくなってしまったのです。小さな生き物であるメダカがいなくなることは、それを食べてきた生き物にも大きな影響を与えます。メダカの住めるきれいな川を早く取りもどさなくてはいけませんね。
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