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なちゅふれ「変えなくちゃ、21世紀の地球環境。」
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変えなくちゃ、21世紀の地球環境。 身近にあふれる化学物質

illustration 望まずに生まれた、猛毒ダイオキシン

「環境ホルモン」のなかに、ダイオキシンという物質があります。いくつかの仲間からなるダイオキシンは、その毒性の強さから「史上最強の猛毒」などと呼ばれ、動物実験では、青酸カリの1000倍、地下鉄サリン事件で話題になったサリンの2倍もの毒性を持つというデータも残されています。このダイオキシンは、人間が作ろうとして作ったものではありません。私たちが使っていた農薬などの不純物として、はじめてこの世に生まれてきたものなのです。


illustration ゴミとダイオキシンの深〜い関係

猛毒のダイオキシンが、いまでも作られている場所があります。それがゴミの焼却施設です。ゴミのなかには、炭素、酸素、水素などがたくさんふくまれます。ゴミの焼却温度が低いと、ゴミにふくまれた炭素が不完全燃焼をおこします。この時、炭化水素という物質が生まれてしまいます。この炭化水素が、塩素をふくむ塩(塩化ナトリウム)や塩化ビニールなどが発生させた塩素ガスと結びつき、猛毒のダイオキシンが生まれるのです。


illustration 生命から生命へ、受けつがれていくダイオキシン!?

このように生み出されたダイオキシンが、環境に放出されていきます。そのダイオキシンをプランクトンが取りこみ、それを食べて小魚が育ち、その小魚をエサに大きな魚が成長します。そして、高濃度のダイオキシンをふくむ食物が食卓にならぶようになり、それを食べた人間にガンや奇形などの異常がもたらされるのです。お母さんたちの母乳も汚染され、生まれたばかりの赤ちゃんに、大きな影響を与えているとも言われています。
◆水の汚れは、地球をめぐる

 
illustration 現代の便利なくらしがゴミを増やす!

とても不便だった江戸時代には、不思議なことにゴミ問題はありませんでした。資源が少なかった当時の日本では、古紙、金属、古着、空容器などのゴミが、しっかりとリサイクルされていたのです。いまの日本は全くその逆です。ありとあらゆるものが簡単に手に入り、スーパーやコンビニには、使い捨ての商品がならんでいます。おかげで日本人の生活は便利になりました。しかし、それと同時に、日本中はゴミであふれ、ダイオキシンの問題など、大きな不安を抱えるようになったのです。


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