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空気の中にも、問題がいっぱい。

地球上には、人間を含めて多くの種類の動物や植物が、自然と共存しながら暮らしています。でも、最近、人間のさまざまな活動によって、大切な自然のバランスがこわされ始めています。これがいわゆる環境問題。地球環境問題を解決するためにいま何をしなければならないのかを考えてみましょう。今回は、空気について調べてみます。

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illustration どんどん変わる地球の空気

生物が生きていくために欠かせない空気。ふだんは気にもとめないものですが、最近、この空気が少しずつおかしくなっています。たとえば、雨を強い酸性にする悪いガスが増えたり、地球の気温を上げる二酸化炭素の量が増えたり、自然には存在しなかったダイオキシンなどの猛烈な毒物がただよっていたり…。こうしたことが、人間を含む地球上のすべての生き物に悪い影響を与え始めているのです。

illustration 酸性の雨が木を枯らす

森へハイキングに行った時などに、立ったまま枯れてしまった木を見たことがありませんか? もしそうなら、それは「酸性雨(さんせいう)」による被害かも。酸性雨は、工場や自動車から出るイオウ酸化物(さんかぶつ)やチッソ酸化物と呼ばれる成分が、雨を強い酸性に変えてしまったもの。酸性雨が降ると、葉っぱが呼吸できなくなるほか、土が酸性に変わって植物に必要な土壌どじょう)微生物が死んでしまうため、木が枯れるのです。


illustration 広がる酸性雨の被害

ヨーロッパや北米、中国などでは、酸性雨による被害は深刻で、森全体の15〜60%がすでに被害を受けているといわれます。日本でも、乗鞍(のりくら)高原や日光をはじめ、各地の森で立ち枯れた木々が数多く確認されています。また、森だけでなく、土が酸性になると農作物の収穫が減ってしまうほか、川や湖の水も酸性に変わるため、魚が住めなくなってしまうなど、地球全体におよぼす影響ははかりしれないものがあります。

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酸性雨を調べてみよう

酸性雨が降ったかどうかを確かめられる身近な植物がアサガオ。酸性雨が花に当たると、当たったところの花びらの色がピンクや白に変わってはん点ができます。また、リトマス試験紙を雨に直接当てて色の変化で酸性度pHを読み取る方法や、酸性雨調査キットを使うやり方もあります。一般に、pHが5.6以下の強い酸性を示す雨を酸性雨といいます。



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