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森があぶない、生命があぶない
森が生き物を育ててきた森林と人間の関係は切っても切れないもの。森は、雨を地中に貯める“天然のダム”であり、二酸化炭素を吸収して酸素をつくる巨大な“空気清浄器”であり、地すべりや洪水などの災害を防ぐ“防災拠点”でもあります。でも、何より大切なことは、森林に生きるさまざまな動物や植物がお互いに関連を持ちながら、豊かな生態系をつくり上げているということ。そういえば、人類の祖先サルも森に住んでいましたね。森林は、私たちの生命のふるさとなのです。
日本の国土の約7割は森林。でも、現状では、自然にできた「天然林」の代わりに、人間が植えた「人工林」が増えており、従来の生態系がこわされています。しかも、国内で使われる木材がほとんど輸入品になってしまったため、林業に携わる人たちが減り続け、樹木の生長を助ける間伐(かんばつ)などの手入れがされないひ弱な森が増えているのです。荒れた森は、水を貯めることができず、土砂くずれなどの災害も起きやすくなります。
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