自然のふしぎ発見マガジン
なちゅふれ「地球温暖化について考えよう」トップ>>
イオルキッズ
なちゅふれバックナンバーはこちら
かんきょうニュース

地球温暖化を防ぐために パート2 地球の気温と二酸化炭素の関係

●二酸化炭素と地球の気温との関係。

地球の平均気温は、太陽からの熱エネルギーの量と、地球から宇宙に出ていく熱の量のバランスで決まります。たとえば、太陽の光によって暖められ、地表から出てくる熱の何割かは大気中に吸収されてしまい、再び大気中から地表に放射されます。このように地表が太陽からのエネルギー量以上に暖められる現象を「温室効果」といい、この効果を促進する気体のことを「温室効果ガス」といいます。この温室効果ガスには、二酸化炭素以外にも、メタンや亜酸化窒素、フロンガスなどがあります。中でも、フロンガスは、自然界にはなかった人工の物質で、その温暖化効果は二酸化炭素の数十〜数万倍もあるだけでなく、太陽からの有害な紫外線から私たち生き物を守ってくれる「オゾン層」を破壊する物質としても問題視されています。

もどる

illustration

●石炭と石油に閉じ込められた二酸化炭素。

3億6千万年前〜2億8千万年前にかけて、温暖で雨の多い時期が続き、地球上のさまざまな場所に大きな森林ができあがりました。これが「石炭紀」と呼ばれる時代。この時期の植物が枯れて炭化し、大量に地下に埋蔵されていったのがいま私たちが使っている石炭なのです。石油は石炭よりも新しい時代にできたもので、2億7千万年前〜6千5百万年前にかけて、おもに海の近くに生存していた動物や植物が炭化して地底深く埋まってできたものだと言われています。このようにして、地上の炭素が地中に「死蔵」されていくことで、大気中の二酸化炭素の量が減っていったのです。

もどる


●氷河期と現在の違いは?

現在、どれくらいの二酸化炭素が増えているのでしょう? これまでの地球の歴史の中で、最も寒かったのは氷河期で、この時、二酸化炭素の量は200ppm※だったそうです。反対に最も暖かい温暖期の二酸化炭素量は280ppm。ところが、現在の二酸化炭素の量は360ppmを超えています。つまり、過去の温暖期の280ppmより80ppmも増えているわけで、このことは、氷河期と温暖期の差と同じくらいの温度変化が今後起きるであろうことを意味しています。
※1ppmとは大気中の分子100万個の中に二酸化炭素分子が1個含まれていることを意味します。


もどる


















 [このサイトについて]  [お問い合わせ]   
 www.eco-online.org