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出かけよう、秋のバードウォッチング 秋から冬にかけては渡り鳥も多く、いろいろな鳥を見るには絶好の季節。もちろん、野鳥を見るために、必ずしも専門の知識や道具が必要なわけではありませんが、より楽しく野鳥観察をするには、ちょっとした準備や心がけが大切なことも確か。今回は、一から始めるバードウォッチングです。
自分だけの「なわばり」を持とう。
「バードウォッチングは、家でもできます」といったら信じますか? 実は、これが野鳥観察の第一歩。たとえば、窓から見える木や電線、テレビのアンテナにとまっている鳥、庭やベランダにやってくる鳥…。そんな野鳥たちに注意を向けるようになると、まわりにいろいろな鳥がいることに気づきます。次のステップでは、公園や神社、校庭、川原や海岸など、手軽に行ける場所を、自分だけの「ホームグラウンド」にして、その目をさらにきたえるのです。たまに遠い野山へ出かけるよりも、見慣れたフィールドの方がいろいろな野鳥に出会えるチャンスが多いかもしれませんよ。
バードウォッチングの服装は、動きやすく、体温調節のしやすいものであればOK。ただし、あまりはでな色はさけた方がいいでしょう。小さな図鑑やノートが入るくらいのポケットがあればなおよろしい。そして、野鳥観察でおすすめしたいのは時々立ち止まること。鳥を探してやたらと歩きまわるより、自分が気持ちいいと思う場所でしばらくじっとしてみるのです。足音で気づかなかった鳥の声や木々のざわめきが耳に入ってきて、鳥たちがより身近に感じられるようになりますよ。
やさしい気持ちで野鳥を見つめる心があれば、バードウォッチングは肉眼でも十分。でも、遠くに鳥を見つけたら、もっとよく見てみたいと思いますよね。そんな時の秘密兵器が双眼鏡です。双眼鏡を選ぶ時のいちばんのポイントは倍率。たとえば8×30と書かれていたら、倍率は8倍。つまり、80m先の鳥が、80÷8=10mの距離に見えるということです。ただし、あまり倍率が大きいと、手の動きで見ているものがゆれて(手ぶれ)よく見えません。7〜8倍のものが目安です。
「野鳥を見つけた、かわいかった」でおしまいではちょっとさみしい。初めて見た鳥はその名前や習性などを知りたくなりますね。そこで、役立つのが図鑑。野外に持っていくなら、コンパクトサイズのものがよいでしょう。ただし、鳥は、オスとメス、成鳥と若鳥、夏羽と冬羽などによって同じ種類でもずいぶん見た目が違いますから、こうした違いがきちんと描かれているものを選ぶと良いかも。バードウォッチングに行く前に、その季節、その場所にいそうな鳥を図鑑で調べてから出かけるのも野鳥を見分ける近道ですよ。
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