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流れ星に願いをかけよう
星空をじっと見ていると、時々見られる流れ星。もっとたくさん見られたらなぁ…なんて思ったことはありませんか。実は、流れ星の正体は「ほうき星」の落とし物。ちょっとややこしいかな?では、「ほうき星」と「流れ星」の関係を見てみましょう。

すい星は、どこからやってくる?
長い尾を引くほうき星、「すい星」を見たことがありますか? 実は、すい星も地球と同じ太陽系の仲間。太陽のまわりを数年、数十年、時には100年以上の周期で、細長いだ円をえがいてまわっています。すい星は、毎年、20〜30個も新しいものが発見されています。そのわけは、太陽系の外側にすい星のふる里があるから。そこから、太陽の引力に引っぱられて、太陽系の中心に向かって飛びこんでくるのが新すい星というわけです。
すい星は、宇宙の「よごれた雪だるま」。
雪が少ししか積もっていない時に作った雪だるまは、石やどろが混ざったいびつなものになってしまいますね。すい星も、氷やドライアイス、宇宙のチリでできた「よごれた雪だるま」のようなもの。その直径10kmほどのかたまりを「核」といい、そのまわりに大きく広がる直径10万kmくらいの「コマ」、そして、長く伸びる「尾」の3つの部分がすい星の正体なのです。同じ光る星でも、恒星(こうせい)とはまったく中味が違いますね。
長くなったり、短くなったりするしっぽ。
肉眼でも見えるほど長いすい星のしっぽ。たとえば、有名な「ハレーすい星」が1986年に太陽に近づいた時は、太陽から金星までの距離よりも長い尾(1億4,000万km)を引いていました。こんなに長いしっぽも、太陽からはなれるにつれて短くなっていき、いずれなくなります。そのわけは、すい星が太陽に近づくほどその熱と光の力で暖められ、核からガスがさかんにふき出して尾になるため。太陽から遠くはなれている時は、ただの「よごれた雪だるま」なのです。
流れ星の正体は、すい星の落とし物。
まるで星が落ちてくるように見える流れ星。実は、その仕かけ人はすい星なのです。すい星が太陽のまわりを回りながら宇宙にまき散らしたチリが地球の大気に飛びこむと、空気とはげしく摩擦(まさつ)を起こして燃え、輝きながら落ちてくるというわけです。でも、あんなに明るく大きく見える流れ星ですが、大きさはわずか数ミリほど。重さも1グラム以下と砂粒のように小さいというのですから、ちょっと驚きです。
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