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たくましい花、タンポポの秘密を探る。
1つの花? いえ、たくさんの花の集まり
道ばたや野原、コンクリートの割れ目など、どこにでも咲くタンポポ。その花びらを1つ抜いてみると、そこには、おしべ、めしべ、タネになる部分の子房(しぼう)がしっかりついています。そう、これだけで花として一人前なのです。こうした1つ1つの小さな花が150〜200個も寄り集まって、1つの花のように見える「頭花(とうか)」をつくっているというわけ。今度、タンポポを見つけたら、いくつ花が集まっているか数えてみませんか。
日本に咲くタンポポは、カントウタンポポやカンサイタンポポなどもともと日本にあった在来種(ざいらいしゅ)と、外国からやってきたセイヨウタンポポとに大きく分けられます。最近見られるタンポポは、ほとんどがセイヨウタンポポ。見分け方は、花を支えている緑の部分がそり返っていないものが在来種、そり返っているものがセイヨウタンポポです。在来種は、数がめっきり減っています。見つけたら、抜かずにそっとしておいてくださいね。 タンポポには1本の太い根が真下に生えており、その長さは1mほどにもなりますから、根の先っぽまで掘り出すのはたいへん。こうして深く深く伸びることによって、たとえ地面の表面が乾燥しても地中深くから水分を吸い上げることができます。また、冬越しする時にも、厳しい寒さから根が守られるのです。
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