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土をつくる大切な虫、ミミズを考える。

「現在、植物が育っている土は、もう何度もミミズのおなかを通ったものだ」とは、有名なイギリスの博物学者ダーウィンの言葉。そう、園芸や農業に欠かせない豊かな土が目の前にあるのはミミズのおかげなのです。では、土の中にいるミミズのふしぎを掘り起こしてみましょう。

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illustration ミミズは天然の耕うん機

ミミズの食べ物は、落ち葉や枯れた根など。これらを土と一緒に飲みこみ、多量の土のふんを出しますが、このふんには、ちっ素・リン酸・カリウムなど植物が育つために必要な養分が含まれ、質の良い肥料になります。また、ミミズは食べ物を求めて土の中にトンネルを掘りますから、そのおかげで土を混ぜ合わせ、土の中に水分や空気が入りやすくなるのです。つまり、ミミズは肥料をつくりながら、土を耕してくれているようなもの。昔から「ミミズのいる土は良い土」といわれるのはそのためです。

illustrationミミズのふんが表土をつくる

土や芝生の上で、細かな土の粒が山のようにかたまっているのを見たことがありませんか。実は、これがミミズのふん。ミミズの中には、ふんを地上に積み上げて「ふん塊(かい)」をつくるものがいます。1日に出すふん塊の量は、自分の体重の半分以上とか。地球上に誕生してから4億年。ミミズはせっせと地表に肥えた土を運び続けてきたのです。



どっちが頭?

illustrationミミズは、ヒルやゴカイと同じく、環(わ)がたくさんつながっているように見えるため、「環形(かんけい)動物」と呼ばれます。環の数は種類によって違いますが、約100〜150個もあります。少しふくれた部分のある方が頭で、その先端にあるのが口。目や耳はありませんが、光や振動に敏感に反応します。夜、地上に出てきたミミズを懐中電灯などで照らしてみると、光に反応して逃げていくはずです。



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