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なちゅふれ「自然観察の達人になろう」
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自然観察の達人になろう ガとチョウの秘密にせまる

きれいな模様のりん粉 ン粉(ぷん)の役割

チョウやガをつかまえようとして、指に粉がついたことはありませんか。この小さな粉が「リン粉」。顕微鏡で見ると、1つ1つのリン粉は花びらのような形をしており、これが魚のうろこのように重なり合って羽のもようをつくっているのです。リン粉は、うすい羽に重さと強さを加えて飛びやすくします。また、リン粉には脂肪が含まれているため、水をはじき、羽がぬれるのを防いでもくれます。リン粉ははばたくたびに飛び散るので、だんだん羽のもようはあせていくのです。


羽の模様にせまる

目玉みたいな模様も多くのチョウの羽には黒色の模様があります。これは、チョウが筋肉をあたためてウォーミングアップしてからでないと飛べないので、黒い色で太陽の熱を早く吸収するためです。また、カラフルな色で天敵に毒を持っているように見せるチョウや、木の葉にそっくりな羽を持つコノハチョウのようにまわりの環境に溶けこんで目立たなくなるチョウ、目玉のような模様で敵を驚かせてそのすきに逃げるチョウなど、羽のデザインはチョウが生きていくためにいろいろ役立っています。


チョウを育ててみる

キャベツのしんやダイコンの頭を水につけて葉がのびたものをベランダに置いておくと、モンシロチョウが卵を産みにくることがあります。パセリやニンジンならキアゲハ、ミカンやユズの枝ならアゲハがくるかも。もし、卵を見つけたら、プラスチックなどの飼育箱に移して飼ってみましょう。大きくなるにつれてビックリするほどたくさん葉っぱを食べますから、えさをたやさないように。スケッチしたり写真をとったりした後、成虫になったら逃がしてあげましょう。

チョウにも好みがあるのね、、

消えていく身近なチョウ

20〜30年前頃から、開発や環境汚染などの影響により、日本各地で昔からいたチョウが少しずつ姿を消し始めています。たとえば、本州各地にいたギフチョウは、雑木林に生えるカンアオイという植物でしか幼虫が育たないため、雑木林の減少とともに数を減らしています。その他にも、日本の国チョウであるオオムラサキなども「まぼろしのチョウ」になりつつあります。今まであった自然がなくなると、そこに住んでいた虫たちも生きられなくなるのですね。

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