自然観察の達人になろう 夏の海辺をのぞいてみると… |
吸ばんを使って上手に歩くウニ
一見、いがぐりのようなトゲのかたまりにしか見えないウニ。でも、トゲとトゲの間には、くだのような形をした「管足(かんそく)」という柔らかい足が何本ものびていて、その先の吸ばんで岩や海草に吸い付きながら歩くのです。体の下側には、海草などをちぎって食べるための口と歯だってちゃんとありますよ。
どうもうな海の星・ヒトデ
ヒトデのうではふつう5本ですが、種類によっては8〜10本持つものや、うでを持たない丸いものもいます。うでの裏側には吸ばんがついており、歩いたり、えものを押さえつけたりする時に役立てます。食事をする時は、魚やカニ、貝などにおおいかぶさり、裏側の中央部にある口から胃を出して包みむように食べるのです。
フジツボはハサミのないエビ?!
岩場にはりついているフジツボや、カメの手にそっくりのカメノテ。どちらも貝のように見えるかもしれませんが、実は、エビやカニと同じ甲殻類(こうかくるい)の仲間だというのですからちょと驚き。海水が満ちてくると、フジツボはてっぺんの穴から、カメノテはからを開いて、たくさんの細いつるあしをのばしてプランクトンを集めて食べます。
ビーチコーミングにトライ!
海辺には、いろいろなものが打ち上げられていますね。それらを集める「ビーチコーミング」に挑戦してみませんか。貝がらや魚の骨などは、海に住む生き物のようすを伝えてくれるし、空き缶や空きビンなども、よく見ると日本のものでなかったり…。貝がらや海草などで標本を作ったり、流木を使って工作したりするのも楽しいですよ。
|
自然観察はなぜ大切なのでしょう?
夏休みは、海や山に行って自然に親しむ絶好のチャンス。とはいっても、家でコンピュータゲームしてる方がおもしろいなんて人はいませんか?
でも、昔のままの自然が少しずつなくなっている今、海で直接生き物にふれたり、林で昆虫の生活を観察したりすることはとても大切なことです。なぜなら、「自然の楽しさを知ることが、自然を大切にする気持ちを育てる第一歩」だから。この夏休み、そんな自然観察の達人がたくさんふえたらいいですね。
|
|