自然のふしぎ発見マガジン
なちゅふれ「水の中の動物に出会う。」
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illustration水の中の動物に出会う。 魚のふしぎ大発見!

いつも旅する魚たち

多くの魚は、ち魚のえさとなるプランクトンが多い沿岸や浅い海へ移動してから産卵します。生まれてからは、季節によって変化する潮の流れに合わせて、えさの多い海を求めてどんどん移動。中には、マグロやカツオ、サケのように一生の間に何千キロも旅をする魚もいるほどです。このような魚の移動が「回遊(かいゆう)」と呼ばれるもの。魚は「海をさすらう旅人」なんていったらカッコ良すぎでしょうか。

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illustration 卵の多さにはわけがある

小さな魚は、大きな魚に食べられ、大きな魚はもっと大きな魚に食べられる、それが“海のおきて”というもの。でも、食べられてばかりなのに、小さな魚はなぜいなくならないのでしょう? それは、小さな魚は卵をたくさん生むから。たとえば、1匹のメスのマイワシは、一生の間に10万個もの卵を生みます。でも、卵からふ化して大人になる間にその99.9%が他の魚に食べられてしまうとか。それでも、0.1%の100匹が残ることができれば、子孫を残していけるというわけなのです。

少数精鋭(せいえい)の子育て?!

たいていの魚は、マイワシのように卵を生みっぱなしなので、敵にねらわれやすく、その分、たくさんの卵を生まなければなりません。ということは、もし、親が卵を守ってあげれば、それほどたくさんの卵を生む必要はないということ。たとえば、ギンポは、メスが生んだ卵にオスが体を巻きつけて守ります。また、テンジクダイは、親が卵を口の中に入れて守り、ふ化した後もしばらくはち魚を口の中で育てます。まめな親のもとでは、子どもも安心して大きくなれるのですね。

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illustration助け合いの精神は、海でも健在

たとえ種類が違っても、助け合ってくらしている魚たちがいます。たとえば、目のいいブリモドキは、あまり目のよくないサメなどの大きな魚を、エサになる魚群がいる所まで案内する「パイロットフィッシュ(水先案内人)」として有名。サメは案内してもらったお礼に、ブリモドキに食べ残しのえさを分けてあげます。また、ホンソメワケベラは、クエやハタなど大きな魚の口の中に入って、えさのかけらや寄生虫を食べます。クエやハタも、口の中のそうじをしてもらえるので大歓迎。こうして持ちつ持たれつの関係が保たれているのですね。




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